第八十四話 ページ35
「ナイスカバーナイスカバー」
「日向器用だn「おい！今手抜いたな！」
「は、手を抜く？俺が？バレーで？もう1回言ってみろよ。」
影山くんは翔陽くんの胸ぐらを掴み怒っている。
それをキャプテンが静止する。
「おいこら！！」
「タイムアウトをお願いします！」
すかさず烏野の監督がタイムアウトをとる。
「今のは落ちてくるトスじゃなかった！」
「…え？そうだった？」
「動物的勘とかじゃないの？」
「そうでしたか？」
「言われてみればそうかも…くらいだと思うぞ。おそらく今のはこれまでだったら落ちていたトスが少し放物線を描くようなトスだっただと思う。」
コーチと監督が話している内容が聞こえる。
確かに今のは放物線を描くようなトスだった。
つまり影山くんは翔陽くんに打たせようとしたということか。
スパイカーとしての翔陽くんの精神状態を考えたのだろうか。
そのままセットが終了し夜になった。
今日もいつものように第3体育館で練習をしていると人が増えた。
「おぉ、ツッキー。今日は仲間連れか？」
「はい？」！
木兎さんに話しかけられた月島くんが扉の方を見る。
そこには翔陽くんがいた。
「相棒はどうしたのサ。」
「影山はまたひとりで練習。研磨にトス上げてもらおうとしたら5本で逃げられた。」
「「研磨が5本も自主練に付き合っただけでもすげぇぞ/すごいよ。」」
私と鉄朗さんの声がハモった。
それに私と鉄朗さんは笑った。
「「だから俺も入れてください。」」
突如現れ被せるように同じことを言ったリエーフ。
「リエーフ！」
「おっ日向！」
「リエーフ、お前夜久のところでレシーブしてたんじゃないの？」
その言葉にギクリと体を動かしたリエーフ。
さては……逃げ出してきたな？？
「俺、今日は優秀だったんで早めに見逃してもらいました！」
「ほんとか？」
ほんとかなぁ…？
「なぁ、リエーフ知らね？」
「トイレじゃないっすか？」
「今日は練習なしって言われたって言って走って出ていきましたよ。」
「そんなこと言ってねぇ！！」
その頃夜久は怒りに怒っていたのであった。
「脱走して来たんじゃねぇだろうな？」
「だ、まさか、そんな！」
「まぁいいや、じゃあ人数ちょうどいいから3vs3やろうぜ。」
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黒猫。(プロフ) - 黒月さんのハイキュー作品がめっちゃ好きです･･･(悶え)これから合宿どうなるのか楽しみすぎて夜しか眠れません!!更新頑張ってください！ (2022年1月7日 18時) (
レス) @page13 id: abf8c53ec1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒月 | 作成日時：2019年5月3日 0時
