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第六十八話 ページ19

「おぉ!」



「あれはもしや!」



「「スカイツリー!?」」



烏野の選手のお2人が何やら鉄塔を見て騒いでいる。



宮城の人からしたら珍しいのかな?





「いや、あれはただの鉄塔だね。」



「ブヒャヒャヒャ!」





鉄朗さんが大爆笑してる中その選手2人はうぉぉお!!来たぜ東京!!、と叫んでいる。



なんともシュールな現場だ。





「ていうか…おい、なんか人足りなく無いか?」





鉄朗さんがそう言うと烏野のキャプテンらしき人が説明をしてくれた。



その話によると1年生2人が期末テストの赤点を取ってしまったらしく、補習を受けているそう。





「え、じゃあ、あの超人コンビ今頃補習受けてんの?」



「あぁ、まぁでも「じょ、女子が2人になっとる!!綺麗系と可愛い系ーー!!!」





山本さんが女子マネージャーを見て膝から崩れ落ちる。



山本さんの口調からしてマネージャーは前は1人だったのだろう。



増えてくれているのは仕事の分担がしやすくありがたい。




「見たか虎よ。これが烏野の本気なのです。」



「ぐぁっ!眩しい!」



「なーははは!!」



「くそう!こっちだって負けてないぞ!!!」





すると私の背中を押しドヤ顔を決める山本さん。





「うちもマネージャーはいるぞ!!」



「な、なにぃ!?」





烏野の選手にまじまじと見られ私は目を泳がせる。





「ど、どうも…初めまして…。」



「ぐはぁっ!これまた美人!!」





烏野の選手さんが膝から崩れ落ちる。



なんだか既視感が…。



「じゃ、準備出来たら体育館来いよー。」





烏野のキャプテンらしき人に話しかけこちらに向かってくる鉄朗さん。



私は崩れ落ちる烏野の選手を横目に鉄朗さんの後を追いかけ体育館へと向かった。






「もう他の連中も集まってきてる。」



「おう。」










「「オナシャース!!!」」





体育館に準備が整ったであろう烏野の選手らが入ってきた。



他校の選手たちは既にウォーミングアップを始めている。



それは音駒も同様だ。



私は球出しをしながら烏野の様子を伺う。





「あれ、翔陽は?」



「補習だってよ…。」





へぇ…翔陽って言うんだ1年生の子。





「アップとったらこの中に入ってあとはひたすら全チームでぐるぐるとゲームをやる。」



「おう。」



「1セット事に負けた方はペナルティでフライングコート1周。」

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設定タグ:ハイキュー , 赤葦京治 , 黒尾鉄朗   
作品ジャンル:恋愛
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黒猫。(プロフ) - 黒月さんのハイキュー作品がめっちゃ好きです・・・(悶え)これから合宿どうなるのか楽しみすぎて夜しか眠れません!!更新頑張ってください! (2022年1月7日 18時) (レス) @page13 id: abf8c53ec1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:黒月 | 作成日時:2019年5月3日 0時

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