17枚目 ページ6
ゼロさんたちが挑戦するのは
クウォータージャンプ
というものだった。
峰子「 これからマスクをとるけど、
取って周りを見渡せる時間はきっちり10秒よ。
10秒したら再び闇の中に戻ってもらうから。
そのあと思う方向にジャンプして。 」
峰子さんの声がスピーカーから鳴り響く。
はるか上にゼロさんが乗る四角形の床
その周りに3つのアウトエリアと1つのセーフエリア
アウトエリアの前には壁があり、飛んだら落ちてしまう。
ゼロ「 つまり、マスクをしたまま飛べってことですか? 」
峰子「その通りよ。
いい? 最初の10秒が肝心よ。
よく目に焼き付けなさい。 今ある世界を。
…それがあなたの見る、最後の景色になるかもしれないんだから。 」
ゲームが始まり、
最初はヒロシさんの声だった。
だが声のする方向はアウトエリア。
スナオ「行っちゃだめだ!ヒロシ氏が裏切るなんて!」
50メートル程あるゼロさんのところには声が届かない。
チカラ「あいつヒロシ氏どうして?」
ヒロシさんがゼロさんを裏切るわけがない。
そんなことを考えていると
扉が勢いよくバンと開いた
そこに立っていたのは
ヒロシさんだった。
『ヒロシさん?』
スナオ「えっ・・・・ええええ!?」
チカラ「どどどういうことですか!?」
ヒロシ「あそこにいるのは俺じゃない!1
ゼロを助ける為だと言って色々質問された。
ゼロとの出会いとか魏続の活動の事とか録音されて
ゼロを助けられるならって思って答えたんだ」
録音・・・
音声合成システムか・・・
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作者名:葵 x他1人 | 作成日時:2019年8月2日 12時