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16枚目 ページ5
話しながら歩いていると
在全さん、セイギ兄ちゃん、さくら兄ちゃんそして
中学生ぐらいの男の子。
鉄球の時にいち早くサークルに入った子だ。
そして、在全さんが淡々と話し始め、
”王の可能性を感じるものが二人いる”と言い放った。
一同がゴクリと息をのんだ。
在全「在るのぉ。王の可能性を感じるもの二人。
標、そして─── 宇海零。」
横にいるゼロさんの方を見る。
確かにゼロさんにあの中学生どちらも頭がいい。
それに仲間もたくさんいる人望があるのが目に見えてわかる。
それに比べてセイギ兄ちゃんはリングを強奪したり卑怯だ。
怒りの感情があふれ出てユウキ兄ちゃんがなだめている。
在全「 貴様ら、いつかは戦わなくてはならない二人。
ならばその勝負、わしが買った。 」
チャリーン
１００円玉？
９０円値上がりした・・
「勝負しろ。
────標、零。」
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作者名：葵 x他1人 | 作成日時：2019年8月2日 12時
