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22枚目 ページ11
峰子「御全。」
在全「もはや認めるしかあるまい。もはやお主を王の位だと。」
黒服の人がゼロさんの肩に義手を置いた。
『−−−−−−』
言葉を発しようとするが峰子さんに口を塞がれてしまう
一歩進めば奈落の底。
ゼロさんの前に四角い穴が開いている。
在全「さあ。こっちだ。」
ゼロ「在全さん・・・。」
穴の上に右足を上げた。
ゼロ「あなたを誤解してました。
ーーーーーーーなーんてね。」
次の瞬間、
黒服が持っていた義手を勢いよく奈落の底に突き落とした
ゼロ「お遊びはここまでだ。
決死のジャンプを成功させた後だ。さすがにちょっと有頂天。
でもだからってそんな浮ついちゃいないんだよこっちは。
自分の行動が、
このクオータージャンプを解く
最大のヒントになっていたことに。
ずっと考えていた。出題者の意図。
あんたがこのゲームで一番見たがっているものは何かってことを。
あんたが見たかったのは俺の落下。その最大の見せ場を肉眼で見ることが。
とするとアウトエリアからは壁があり、見通しが悪い。
俺の死を見届けたいなら見通しのいいセーフエリアにいるはずだ。 」
在全「面白い。実に面白い余興だった。」
在全は漫勉の笑みでそう言った
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作者名：葵 x他1人 | 作成日時：2019年8月2日 12時
