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第116話 ページ27

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『!藤の花の木が折れてく…!』

「なななな何!?なんなの!?」

「どこからか攻撃されてるんだ!!」

『…炭治郎、煉獄さん連れて先に逃げて』

「「!」」

「何を…『大丈夫』

『…善逸』

「ひゃい!」

『…一緒に戦ってくれる?』



ビクビクとしながら、彼は俺!?と声を上げた。



「ま、待って!?俺戦えないよ!?強くないよ!?」

『それなら尚更…煉獄さんは炭治郎に頼みたいの』

「A…」

『炭治郎は煉獄さんを避難させたらすぐに戻ってきてほしい。私と善逸で手に負える相手かもわかんないし…出来るなら柱を呼んできてくれるとありがたいけど、その時間すら稼げるかわかんない…。

…まぁ相手がどんな奴であれ…負けるつもりは毛頭ないけど』



カチャリ、と鍔に手をかけ刀を鳴らすと、炭治郎の喉が鳴る。



「…わかった」

「おい!本気か炭治郎!?」

「A」

『?なに?』

「俺達を頼ってくれてありがとう」

『!』



じゃあすぐ戻る!と、炭治郎は煉獄さんを背負うと、走り出す。



「A!」

『はい!』

「ちゃんと、生きるんだぞ!」

『!…はい!!』



―――――



「ダメだもう、隠れる場所なくなってきちゃったよ!」

『いい加減姿出して欲しいもんだね…(裏山のどこからか狙ってきてるのか…)』



建物に身を潜め、様子を伺っているも、どんどん建物に突き刺さる矢は色んなものを壊していく。



『(にしてもどうやってここを…いや、それは後で考えるか…)』

「Aちゃん、ど、ど、どう…」

『落ち着いて善逸。とりあえず姿を現さない間は、こっちも大人しく…――!』



と、善逸の方をむいた時、彼の後ろから見えたのは鬼の姿。

バッ!と善逸の首を掴み、自分の後ろに放り投げ、すぐ様刀で攻撃を受ける。



「ぐぇっ!げほっ!は?!もうなに!?なんなの!?」

「外しちゃった…そっちの子ごと殺しちゃおうと思ったのに…」

『悪いね』



ガキィン!と攻撃を弾き、戦闘態勢を取る。



「まあいいわ…見つけたわよ"サガシモノ"」

『その呼び方やめろ。腹立つ』

「("サガシモノ"?なんだそれ…?)」

『それより、気をつけなよ。頸落ちるよ』

「!」



ズッ…と頸が落ちると思えば、女の鬼はニヤリと笑った。



「コレで頸取ったつもり?」

『「!」』



斬ったはずの頸はズズズ…と元に戻ってく。



「悪いわね、私の血鬼術なの」

『(髪の毛ねえ…)…メドゥーサかっての…!』

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月花 - 善逸との絡み入れて欲しいです (2020年1月23日 7時) (レス) id: a919e6fca7 (このIDを非表示/違反報告)
月花 - 大正コソコソ話!夢主は鬼殺隊に入り始めた頃任務がキツくて来世は隠に入ろっかなと思ったらしいよ (2020年1月23日 7時) (レス) id: a919e6fca7 (このIDを非表示/違反報告)
たくあん(プロフ) - 星廻さん» コメントありがとうございます!!(*´-`*) シンプル!笑 嬉しいです(*´`) (2019年10月19日 0時) (レス) id: 3900fac987 (このIDを非表示/違反報告)
星廻 - すきです! (2019年10月18日 23時) (レス) id: 345c689636 (このIDを非表示/違反報告)
たくあん(プロフ) - 廻那さん» コメントありがとうございます!!更新頑張っていきます!(*^^*)ああああ、ご指摘ありがとうございます( ; ; )すみません( ; ; )すぐ訂正します( ; ; ) (2019年8月10日 1時) (レス) id: 81b06921bf (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:たくあん | 作成日時:2019年7月13日 18時

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