22話 ページ24
木舌side
顔を上げて、自分の唇を舐めた。
Aちゃんの顔を見ると、案の定真っ赤になっていた。
そのまま、急いで引っ込めようとする腕を片方取り、また口付けた。
二の腕から滑るように、手の甲へと。
宴のときは皆、浴衣、着流し、等を着用する。
だから、Aちゃんの腕を堪能出来るチャンスだ←変態
貴「っ、き、のした、さ………」
指先に口付けながら、視線をAちゃんの顔に向ける。
顔を林檎のように真っ赤にして、手で口を抑えて顔をそらしていた。
ゾクゾクと何かがかけあがり、手をAちゃんの太股に置いて、ぐっと顔を近づけた。
それに気付いたのか、ゆっくりと開かれる綺麗な赤紫の瞳。
頬を優しく撫で上げると、弱々しく「木舌さん」何て呼ぶから、おれはそのまま………
唇に、口付けた。
貴「？！きの、し………ん」
片手を、Aちゃんの頭に回し、逃げられないようにする。
何度も口付けをして、ようやく解放した。
貴「………この、酔っ払いが」
顔を真っ赤にさせて、涙目で睨む。
敬語も抜かしているのに、どこか煽られる。
木「はは。約束の証明書、だよ。」
いつものようにへらりと笑うと、Aちゃんは机にある針に手を伸ばしていた。
木「だ〜め」
それを片手で制す。
そのまま指を絡めると、ピクリと体が震えた。
ああ、可愛い。
木「もう１回……ね？」
酔いなんてとっくにさめていた。
Aちゃんは、片腕で必死に引き剥がそうとしてくる。まあ、なんとも可愛いもんだ。
木「Aちゃん………」
佐「き〜の〜し〜た〜」
田「酔っ払いがッ」
斬「大丈夫か？A」
平「何で、Aそんな顔真っ赤なんだ？」
再び口付けるのは叶わなかった。
勢いよく開かれたドア。(正確には壊された)
呆然としていると、Aちゃんと引き剥がされる。
涙目なAちゃんは、隠れセコムの斬島に救助されていた。
その後、平腹に絡まれていたが。
おれは、まあ予想通り佐疫と田噛に5回ほど殺された。
田噛に関してはストレス発散だろう。
お兄ちゃん泣いていい？！
どうやら、おれがいないことに肋角さんが気付いたようで何かを察した親友コンビが探し回ったと。
それで、おれの声がAちゃんの部屋から聞こえて、プツンとなった3人がドアを壊した。
谷「おい、さっさと連れていくぞ」
縄を持ってきた谷裂に連れていかれたのは、上司2人の前だった。
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96(くろ)ちゃん - お疲れ様です頑張ってください! (2016年6月2日 19時) (
レス) id: 785cd0467a (このIDを非表示/違反報告)
美味トマト(プロフ) - 目玉入れ機ポロリエロ舌。略して、目玉ポロリエロ舌(略せてない。)面白いです！更新頑張ってください！！ (2016年5月18日 14時) (レス) id: 8ab1a19f8b (このIDを非表示/違反報告)
博麗の巫女さん - ポロリ(物理)ｗ凄いあだ名がｗ更新頑張ってください！ｗ (2016年5月14日 14時) (レス) id: 964f89e669 (このIDを非表示/違反報告)
あおい(プロフ) - シアンさん» 木舌に絡まれたい人生でした（ﾊﾞﾀﾝｯ 斬島は常に無表情だからセコムになったら何か凄そうですよねwwwコメントありがとうございます！ (2016年5月9日 22時) (レス) id: 078f272f4f (このIDを非表示/違反報告)
シアン - 隠れセコム斬島ww木舌に絡まれるとか…くそう！羨ましい← (2016年5月8日 18時) (レス) id: 734e52caff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あおい | 作成日時：2016年4月23日 18時
