14話 ページ16
貴方side
現在、木舌さんと武器選びをするため木舌さんの部屋にいる。
木舌さんが、肋角さんのところに行っている間に見つけたのは、アルバム。
基本皆が鍛練してるところや、食事をとっているところ。
しかし、１枚だけ。
貴「これ、もしかして皆さん？」
そう、目に入ったのは今より少し若い木舌さんと、小さい皆
木「懐かしいねぇ。皆その頃は従順で可愛かったんだよ」
貴「ひゃ？！あ、ああ。木舌さんですか」
写真に夢中になっていたせいか、背後に来たこと、いや部屋に入ってきた事に気づかなかった。
木舌さんは懐かしそうに目を細めて微笑んでいた。
木「いやぁ。頑なにお兄ちゃんと呼ばなかったな。それに暴言暴力無視………可愛かったなぁ」←
え？それって今と変わらないんじゃ←
ただ、今はその言葉は言えなかった
ほんとに懐かしく嬉しそうに話していたから
貴「この時の木舌さんはかっこ良かったですね」
木「この時のって何？！今も格好いいお兄ちゃんだよね？！」
貴「いや、今は格好いいというか…………近所のお兄ちゃん的な何かです」
木「的な何か？！もはやそれですら無い？！」
お兄ちゃん悲しいとわざとらしく顔を覆い嘘泣きを始める木舌さん
何て言うか、言おうとしてたことが伝わってないような
写真をちらりと見る。
何て言うか、この時は少し鋭い何かがあったような。何処か一線を引いてるような………
そして、木舌さんを見る。
今は、穏やかで近寄りやすい。頼りになるようなならないような雰囲気
木「………さて、じゃあ武器選びしよっか」
嘘泣きが通用しないと気付いたのか、顔をあげてふにゃりとした笑顔を浮かべた。
その雰囲気はお兄ちゃんそのもので、何処からか安心できるものだった。
貴「はい！」
木「俺の武器は大斧だよ。まあ、Aちゃんには少しきついかな。ほどよい重さのがいいと思う」
奥の壁にかけてあった斧を片手で軽々と取ると、肩に担いだ。
そして、空いた手でドアを開く。
行こっかと崩れた笑みを向ける木舌さんに私は、満面の笑みで頷いた。
二人が出ていった部屋には、小さい時の写真が広げられていた。
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
下手な絵ですみません。
あと映り悪くてすみません
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96(くろ)ちゃん - お疲れ様です頑張ってください! (2016年6月2日 19時) (
レス) id: 785cd0467a (このIDを非表示/違反報告)
美味トマト(プロフ) - 目玉入れ機ポロリエロ舌。略して、目玉ポロリエロ舌(略せてない。)面白いです！更新頑張ってください！！ (2016年5月18日 14時) (レス) id: 8ab1a19f8b (このIDを非表示/違反報告)
博麗の巫女さん - ポロリ(物理)ｗ凄いあだ名がｗ更新頑張ってください！ｗ (2016年5月14日 14時) (レス) id: 964f89e669 (このIDを非表示/違反報告)
あおい(プロフ) - シアンさん» 木舌に絡まれたい人生でした（ﾊﾞﾀﾝｯ 斬島は常に無表情だからセコムになったら何か凄そうですよねwwwコメントありがとうございます！ (2016年5月9日 22時) (レス) id: 078f272f4f (このIDを非表示/違反報告)
シアン - 隠れセコム斬島ww木舌に絡まれるとか…くそう！羨ましい← (2016年5月8日 18時) (レス) id: 734e52caff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あおい | 作成日時：2016年4月23日 18時
