#40 巴華の歌声(続編行きます！) ページ50
小鳥遊紡side
IDOLiSH7 / 万里 ｢…………｣
Aさんのソロ曲が終わった。
静寂の中、拍手と観客の歓声が響く。
陸 ｢……すごい｣
七瀬さんの心の中の声が漏れる。
優しく、切ない。
暗いどん底の中、陽の光が一筋、差し込んできたような歌声だった。
観客 ｢Aちゃーん！！｣
観客 ｢A最高ー！！｣
観客席から溢れる、感動の声。
今この瞬間、会場にいる全ての人が
Aさんの歌、音を聞いて1つになった。
ナギ ｢OH MY GOD！！トモカ最高でーす！！！｣
環 ｢いすみんの妹スゲー！！｣
陸 ｢うん！Aさん最高ー！！｣
3人の声に反応して、反射的こちらを向いた。
私たちに気がつくと、｢ゲッ！｣とした顔をして、
そそくさと舞台袖に入っていった。
こんな小さな女の子が奏でたとは思えない歌声。
近い未来、一体どんなに凄いアイドルに成長するだろう。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
お姉ちゃん ｢……っ、感動した……！
Aちゃんすごいよ……！｣
女の子 ｢お母さん。私、やっぱりアイドルを目指してみたい！Aちゃんみたいに、人を感動させられるようになりたい！｣
お母さん ｢でも、簡単な事じゃないわよ？Aちゃんだって、沢山の苦労を積んできたのよ｣
女の子 ｢わかってる。
でも、私はやってみたい！本気で向き合ってみたい。
………ダメかな？｣
お姉ちゃん ｢……私は別に良いと思うけど。本人がこんなにやりたいって言ってるんだし、やらせてみる価値はあると思う。｣
女の子「お姉ちゃん……」
お母さん ｢………はぁ、分かったわ。お父さんと相談してみる。｣
女の子 ｢わあ！！ありがとうお母さん！！お姉ちゃん！！」
お姉ちゃん ｢はいはい。｣
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
鷹匡 ｢………ゼロだ。｣
天 ｢え？………｣
鷹匡 ｢Aは、自分の思いを、積み重ねてきた経験を、歌に乗せているんだよ。｣
天 ｢思い……｣
鷹匡 ｢歌はね。音を正確に、ファンに喜んで貰う為の物、そんな軽々しい物ではない。
歌詞に込められた意味。それを自分なりに解釈して、どう自分を表現するのか。
この小さな少女は、歌の本望を無意識に、当たり前だと思って実行している。｣
天 ｢………｣
鷹匡 ｢Aには、この先まだ何十年もの未来がある。可能性がある。 Aは、ゼロを超えるよ。｣
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なつめみく - ﾊﾙｶﾁｬｧﾝの登場回数少なくね？っておもったら出てきて発作おこすかとおもた三月結婚しようか。 (9月27日 10時) (
レス) @page21 id: ba14ff85c6 (このIDを非表示/違反報告)
ちえ - いすみんの妹になりてええ。はるちゃん大好き (2021年9月29日 16時) (レス) @page11 id: 0560ab194e (このIDを非表示/違反報告)
A O(プロフ) - うちわさん» ありがとうございます！すみれさん溜息が出るほど美しいですよねぇ……。歌番組とかで絡ませられるようにします！リクエストありがとうございます！！ (2021年8月27日 17時) (レス) id: 08d9162f63 (このIDを非表示/違反報告)
うちわ(プロフ) - あと続編おめでとうございます！ (2021年8月27日 16時) (レス) id: d2dc7b39a7 (このIDを非表示/違反報告)
うちわ(プロフ) - 話を読んでいたら花巻すみれの文字が見えて思わず衝動でコメントしてしまいました。更新頑張ってください。もしよければ花巻すみれとの絡みが見てみたいです！地味に推しなので、、、 (2021年8月27日 16時) (レス) id: d2dc7b39a7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：碧宙 | 作成日時：2021年7月22日 9時
