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虫「Aちゃん」
『…んぅ？』
虫「起きて、お願い」
『んやぁ』
虫「だめだめ、起きて」
『…なあに？』
朝からちゃんと家事とか終わらせて、朝ごはんも昼ごはんも作って、お昼寝をしてた私を起こすとは。何事だ。
虫「としくんがちょっとね、あれだから。Aちゃんの出番」
『としくん？せいり？』
虫「んー動画の罰ゲームで、ゴムつけることになって」
『ん、わかった』
としくんの機嫌が良くないらしい。
…ん？ゴム？としくん、それは罰ゲームじゃなくてもつけなきゃ。
まあとりあえず、時間的にこの後も動画を撮るみたいだし、このままじゃ困るんだろう。
リビングに行くと和室にとしくんがいた。
『おはよー』
て「Aはお寝坊さんだな！」
虫「てつやにだけは言われたくないよね」
り「眠り姫が起きたじゃん。まだ座るところないでしょ、おいで」
りょうくんに呼ばれるが、おいでってりょうくんの膝の上でしょ。もう。子供扱い。
でも、それよりも、私が入って来た時ちらっと見るだけで声をかけてくれないとしくん。
『としくん、おはよ』
としくんの後ろに座って、背中に寄りかかる。
何も言わないけど、ちょっと体を屈めて私が背中から落ちないようにしてくれてる。
としくんの体あったかい。また眠くなってきた。
「A、寝るなよ。落ちるぞ」
『……んーねてた？』
「ほら、寝るならこっち。危ない」
としくんが指差すのは膝。
膝枕してくれるみたい。いいのかな、虫さんから頼まれたことまだ達成できてないけど、ねむたい。
お言葉に甘えて後ろから移動して、お膝の上に頭を置かせてもらう。
するととしくんはちょっと体を伸ばして向こうにおいてあるタオルケットを取って、掛けてくれた。
『あり、がと』
「ん」
眠気に逆らいつつなんとかお礼は言えた。
ちょっと言葉は冷たいけど、手は私の頭を撫でてくれてる。
ほんとに、ねそう。
虫「としみつの機嫌がなおったね」
て「単純だなだまったく」
り「てつやも人のこと言えないけどね」
て「まぁ、Aにはマイナスイオン的なの放出する能力があるからな」
虫「まぁとりあえず、解決。じゃ、今Aちゃんに集中してる間に例の企画いきますか」
目を覚ますと目を閉じたとしくんの顔があって、私はとしくんの腕の中。よく見ると頭には色とりどりの髪ゴムがついてる。あ、そのゴムだったんだ。よかったよかった。
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向日葵(プロフ) - ありりさん» 方言難しいです(ー∀ー；)教えていただければ直しますので、もしよければお願いします！応援ありがとうございます！！ (2018年8月4日 0時) (
レス) id: 2860bfe592 (このIDを非表示/違反報告)
ありり - 三河弁の使い方がちょっと間違ってますよ！でも、話はおもしろいので好きです！頑張ってください！ (2018年8月4日 0時) (レス) id: 1bde464241 (このIDを非表示/違反報告)
向日葵(プロフ) - 深流さん» てっちゃんは可愛くがモットーです！笑応援ありがとうございます！ (2018年8月1日 10時) (レス) id: 2860bfe592 (このIDを非表示/違反報告)
深流(プロフ) - てっちゃんが可愛い！続き楽しみです。 (2018年8月1日 7時) (レス) id: 44dc2a6335 (このIDを非表示/違反報告)
向日葵(プロフ) - るるさん» 嬉しいです〜！自己満なのにそう言ってもらえるととっても頑張れます(^^) (2018年8月1日 2時) (レス) id: 2860bfe592 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あおい | 作成日時：2018年7月21日 0時
