Adagio7 【プリンシパル番外編 SVT】

月の美しさの伝え方を ページ8

「おかえりー！」


SK「ヒョン達遅い！」


JH「言っとくけどオレはもう決めたのに最後クプスが"いやでもハルはチョコレートより苺の方が好きだ"とか言い出したんだよ！」


やんややんやさっきのミンギュオッパとモナオンニみたいに言い合いながら入って来た長男達。


SC「ハルヤ！」


「オッパ、」



上着を脱ぐ事もせず、私を抱き寄せて左右に揺らすオッパ。

SC「おかえり。どうだった？何もなかった？平気だった？」

　
JH「お前が”会いたい"って言うからクプスがもう大慌てだよ。なんかあったんじゃないかって」

「私が言ったから？」

SC「だってお前が会いたいって言うなんて、珍しいじゃん。何か辛いことあったのかと思って」

SK「マジで凄かったよヒョンの慌てよう。」

『ちなみに私には言いますよ』

MG「マジでうるさいヌナ黙ってて」

『はい表出てくださいキムミンギュ ハルの会いたいは私が独占してたんだよ』

SC「お前達はなんでそう同じレベルに成り下がるんだよ ミンギュ、モナに喧嘩売るな」

MG「いや売って来たのこの人でしょ！」

『はいその通り私に喧嘩売らないでください買って倍返しするだけです』

SC「お前も！乗るな！」


DK「はーい静かにしてくださーい」


WZ「モナお前は良いからジョンハニヒョンが持ってるケーキ仕舞って」

HS「すごいオレらって家の中に15人収まるとやっぱりうるさい」

MH「この場合うるさいのはほぼヌナとミンギュね」

『ミョンホ！ミンギュ回収して！』

MH「あーもうはいはい」

MG「回収！って！」

JS「オレもうこれ食べるね。ボノナそれ取って」

VN「んー」

DN「いただきまーす」


いつも通り好き勝手やりだすメンバー達の光景を見ていると"ああ帰って来たな”って感じがする。


「…私やっぱり皆の事愛してるみたい。」


…


…


…



「え？」


ポカンとしたそれぞれの表情がこちらを向く。


SC「今、今愛してるって言った？」


SK「僕聞きました 言ってました」


DN「え？なに？」


MG「ハル、愛してるって言った。」


「いや、え、そんなに…」


HS「ハル、オレらのこと愛してたの？本当に？」


「ええ？…そりゃ…そうですよ？」


WN「ハルの口から聞けて嬉しいんだよ皆」


SC「いやあ、ハルの愛してるが聞けて今日オレ寝れるかな」


『寝かしてあげよっか永遠に』


SC「お前いい加減にしろよ長兄に対して」


『長兄って久々聞いたし口語であんまり言うもんじゃないよ』


DN「モナヌナこれもう無くなるよ」

『なんで？！あんなにいっぱい作ったじゃん。』


SC「ちょっと待てなんで知らぬ間に大半座ってもう食べだしてんだ」


JH「クプス〜お前食べないの？」


SC「いや、…………もういいや。食べまーす…」


『諦めたよこの人』

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