Tempo Rubato ページ17
「へえ、辞めんの？」
『それを悩んでるの』
「お前は本当悩むの好きだな」と目の前の肉に夢中なコイツは一応私の親友である。
『好きで悩んでるんじゃないじゃん…』
項垂れた私のつむじをグッと押して無理矢理前を向かせる。
「Aの常に自分と向き合って、客観視出来るところとか満足しないところ昔から尊敬してるし凄いと思うよ。でも、そのせいかいっつも遠回りすんだよ。」
『遠回り』
「メンバーと一緒にいたくないの？いたいの？」
『そりゃ、いたいよ。』
「じゃあいればいいじゃん。いてその上で考えれば良い。お前の人生だから無責任なことは言えないけど…どんな選択をしても後から後悔しないようにすれば良いと思う。」
溜息をついてお肉をトングでひっくり返すと少し焼きすぎたのか黒い焦げ目がついていた。
「オレはAがアイドルでなくてもそうであっても何も変わんないよ。ただ、強いて言うなら…」
『強いて言うなら？』
「あの14人といる時のAは他の人では出せないと思うけどね。外から見てて思うけど。』
『…ドヨン』
「なんだよ」
『愛してる』
「うっざ…」
ねえ友達に愛してるって言われた吐きそうな顔することある？一応親友で名が通ってるんだよ。
焦げたお肉をお皿に放り込むと睨まれた。怖。
でも。一歩スタートラインに向かってドンッと背中を押された気がした。
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なのこ5546(プロフ) - いつも楽しく読ませて頂いてます！今の展開が気になってハラハラドキドキでやばいです（笑）更新は大変だと思いますが頑張ってください応援しています！ (2023年1月4日 1時) (
レス) @page19 id: 88c8eec9ab (このIDを非表示/違反報告)
え - aaaのTwitterつぶやきで、CRAVITYとの絡み書いて欲しいです！！できればヒョンジュンでお願いします...！ (2022年12月26日 22時) (レス) @page12 id: d3ea50ec7c (このIDを非表示/違反報告)
RIN(プロフ) - えぴこさん» 嬉しいです！こちらこそ楽しんでいただいてありがとうございます…！ (2022年12月20日 20時) (レス) id: 459ebad9a2 (このIDを非表示/違反報告)
えぴこ(プロフ) - ハルちゃんのお話すごく好きなので今回のお話すごく嬉しいです(^ ^)いつも楽しいお話ありがとうございます！ (2022年12月20日 16時) (レス) @page1 id: ccb2929b22 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：RIN
| 作成日時：2022年12月20日 11時
