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Neo Culture Boys ページ23

韓国料理にしようか、イタリアンにしようか、はたまたいっそカレーとかにしようか。


待機中、楽屋で唸りながらメニューを検索していると覗き込んで来たスングァン。


「何ヌナ、めちゃくちゃ気合い入ってるじゃん」

『そんなことないでしょ。』

「いーや!ヌナ大好きだもんね。


NCTのこと」


あのね、あなたぶつぶつ「全くヌナは本当…」とか言ってますけどね。もう20歳超えてるのに言うことやること昔から変わらないんだから。


今週、スングァンが仲良いジョンウとその他諸々がうちの宿舎に遊びに来るらしく それならと私が食事を振る舞うことになった。


ローストビーフ、カプレーゼ、シーザーサラダ、ピザを近所のイタリアンで出前して。それくらいは楽させてくれ。流石に生地からピザを作っている暇はない。


『オッパ』

「…」

『ここにオッパあなたしかいないんだから往生際悪いことしないで』

「なんだよ〜」


隣でお皿を並べたり、お肉を切ったりしているスングァンとホシ。そしてダイニングに座ってそれを眺めているユンジョンハン。


『今オッパに地図送ったからそこにピザ取りに行って来てくれる?』

「何?」

『……ユンジョンハン』

「冗談だろ!包丁握ったままこっち見んなよ!」

スマホと財布だけポケットに入れて完全防備で出て行ったオッパを見届けてまたキッチンに戻った。


「マジでジョンハニヒョンを言葉ひとつでパシれるの世界でヌナだけだよ」とスングァンが怯える。


『別に誰でも良いけど、あの人働いてないしジョンウ達が来た時に仲良いスングァンがいなかったら気まずいじゃん』

「働いてないし」



ジョンウとスングァン、ドヨンとホシ、ジェヒョンとドギョム(ここはまだ若干気まずい) ジュンと中華組 今となっては私だけじゃなくグループ単位でNCTと関わりが深くなり。

偶に私とドヨンとホシ3人で食事に行くこともあるし、ライブに足を運ぶこともある。


友達と友達が仲良くなってくれて、勝手に私も嬉しい。

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作者名:RIN | 作成日時:2022年10月1日 0時

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