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女神達が舞台に立つ時 ページ14

カムバックの為に染めた髪はウルシパ以来のホワイトブロンド。

ロングでウェーブの髪はエクステが付いて胸下まである。


メイクを終えて後は出番まで待つだけ。



結局発表から宿舎と会社の往復、かつインタビューや雑誌の撮影に本当に意図せずメンバーと会えない日々が続き、メッセージのやりとりだけ。


最初はなんなの?!聞いてないよ?!と驚いてたメンバーも「今日のショーケース頑張って!」「観てるよ!」「ヌナ達は世界一」と
言ってくれてそれだけでホッとした。



開始10分前ポンッと出て来た通知


"頑張れ。"の文字と差出人に口角が上がる。


「モナ!行くよ!」

『はい!』



"ありがと 上手くやれるよう見守ってて"


そう返してスマホをセヨンオンニに渡した。






「モナさん、今回"Adagio"のプロデュースと全曲への参加をしたと聞きましたがどのような意味を込めましたか?」

『そう、ですね。音楽用語でゆるやかに という意味があります。私達2人はSEVENTEEN15人の時のように駆け抜ける!という感じよりも、ゆっくり私達のペースで手を繋いで歩いていこうというイメージです。』


「なるほど。タイトル曲が"My rhythm"なのも頷けますね。」


『自分達にもそうですしカラットにも伝えたい言葉です。歌詞にもありますが"無理して立ち上がらなくていい"自分のペースで、自分のリズムで。"』


「今回17'sariaで久しぶりにカムバックすることになりましたが、メンバーの皆さんからは何か言われましたか?」


「実は…その、言っても良いですよね?」


『何?』


「今回のカムバックの事を、メンバーにはずっと内緒にしてたんです。オンニの発案で」


「ずっと、っていうのは公表されるまでですか?」


「そうです。準備段階から秘密にしていて…気が付いていたメンバーもいたかもしれませんが恐らく皆さんと同じタイミングで知ったはずです。」


「首謀者のモナさん。」


『首謀者!実は先月末にライブをしてからメンバーには会っていないんですよ。スケジュールの関係で…だから実は今更怖いです。』

「怒られそうでですか?」


『これを観てると思うので言っておきます。黙っててごめんね!怒んないでね!』

「オンニ、無理だと思う。」


『ああ…暫く帰るの辞めようかな…』


「コメントが来てますね。"オンニ達…95に怒られるよ…"」


『よくご存知で。流石カラット。95には怒られます。特に統括リーダーとユンジョンハンさんには』


こういう所で名前出すとねまたこれを怒られるんですよ。


「オッパ達、私は辞めといた方が良いって言ったんですよ。特にリーダーズには話した方が…って進言したんです…」


『うわ、ハルに裏切られた』

祝福を女神達に→←*



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作者名:RIN | 作成日時:2022年10月1日 0時

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