プリンシパル【SVT】

ハロウィン サイン会2 ページ8

今回の隣はドギョムとスンチョルオッパ。

DK「ヌナ、一緒にあそこポーズして」

「どこ？」

指した方向にドギョムの杖と、私の杖？(あのなんか先がフォークみたいなやつ)を向ける。

すると既にドギョムの前にファンの子が来ていて慌てて杖を机に置く。

私のところはまだなので、客席にいるマスターさんを探し出して

ポーズをしたり目線をあげたり。

あ、あれoliviersickだ。手を振って笑っているうちに私のところにもファンの子が来ていた。

「オンニこんにちは！」

「こんにちは。ジヨナ。」

「悪魔、本当に可愛い！誰が決めたの？」

「ハルとペアでやろうと思った時にこれが一番わかりやすかったから(笑) 私の方が悪魔っぽいでしょ？」

「似合ってる！ オンニ、今回のハロウィン誰が一番？」

「ん〜・・・」

机を見渡して全員を見る。

「ハニオッパが一番かな。あと、ハル。これは絶対(笑)」

「二人に伝えておくね！」

「うん。来てくれてありがとう！またね。」

次に来たのは男の子。

「ヌナこんにちは！」

「こんにちは。オッパですか？」

「いえ、98年です。」

「ハルと同い年だ。大人っぽいね。」

「あの、ヌナがヨジャアイドルの中で一番好きです！」

「本当に？うわ〜・・・すごい嬉しい。どうしよ。」

「あの、お願いがあるんですけど」

「言ってみて。」

「来年受験じゃないですか、応援してくれませんか？」

「この一年踏ん張るのはきっと自分のためになるよ。自分を信じて、大丈夫。頑張ろう。」

「・・・ありがとうございます。また来年、ヌナに会いに来ます。」

「うん。いい報告が聞けるの待ってるからね。」

その男の子がクプスオッパにずれたのを確認して泣きそうになる。

異性とはいえ、男が多いグループにいる以上応援してもらえることは本当に嬉しいこと。

しかも私が一番だなんて、滅多に言われることはないから本当に嬉しい。

後ろを向いてティッシュで涙を拭った。

＿＿＿＿＿＿


「モナヤ！」

「あー！オリヴィエシック！」

「また来たよ〜」

私のデビュー前から応援してくれているマスターさん。

「いつもありがとうオンニ！写真見てますよ〜」

「活動中、オレンジにしてたのにグレーにしたんだね。」

「今回のハロウィンのためにね。似合ってますか？」

「とっても！フォトタイムの時、ウジとジョンハンとそれぞれツーショット撮りたいな〜よろしくね！」

「オンニって笑顔で結構有無を言わさず頼みますよね・・・」

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