プリンシパル【SVT】

漂流記 ページ19

「1分以内にこの生存キットに入りきった荷物だけを持っていくことが出来ます。」

そのスタッフさんの言葉にメンバーが世紀末のように文句を叫びながら荷物を詰める。

こんな時に以外と冷静なのが女。

私とハルは猛スピードで取捨選択。


私たちの袋だけ真っ黒なため、中に何が入っているかわからない。

一応女性の下着を地上波で放送するわけにはいかないからね(笑)

「ハル、私が化粧水と洗顔入れるから入れなくていいよ」

HR「じゃあ、服はこっちに、」

SC「お前ら、上着は着ろ！」

その声に全員が一斉に厚い上着を羽織る。


「はい終わりです！船に乗ってください！」

猛ダッシュで、乗船。


「一つ疑問なんですけど、これ、”ある素敵な日”なんですよね？」

SG「ヌナ、もう諦めるしかないです。」

船に乗ってから持ち込んだカバンを没収されるクプスオッパ。

もう全員憔悴して最早寝始めた。

「ハル大丈夫？体調悪くない？」

「ちょっと、気持ち悪い・・・」


顔色が悪い。船酔いの薬効いてないですね。

「あーもうこんな時にバノニとスングァンは奥行きやがった・・・」

HR「オンニ大丈夫です、壁にもたれてれば・・・」

「ダメダメ、寝られる時に寝ておかなくちゃ,
あー・・・いいや私も寝る。腕枕してあげるからおいで。」

頼りにならん男共だな。

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿


降りてから家を探し、着くと大きな平屋。

オンドルだ。

家はいいのに、与えられた米の少なさ尋常じゃない。

HS「料理する人と、後片付けする人分けよう！」

「ハルどうする？大丈夫？」

HR「うん、後片付けにする。」

SK「ハルが後片付け！？僕たち死ぬけど！？」

「たまにはハルの恩恵を再認識する機会が必要だよあんたたち。
私も後片付けにしようかな」

MG「ハルがいないのにヌナがいなくてどうするの！」

思いっきり手を引っ張られて料理チームの方へ。
　いざ別れて作りましょう！と後片付けチームは中へ。


「ハンソラ、」

VN「何？」

「ハルが、体調悪いみたいだから様子見てあげて。」

VN「わかった。」

そしてメンバーは火を起こしてくれるけど

なんかもミョンホとミンギュはいつもの口喧嘩してるし

特に何も変わらず。

「ホシ、あんた寝なくていいの？」

HS「俺はこうして楽しく面白くしなきゃだから。」

「なんでブソクスン集まっちゃったのここ・・・」

ラーメンにご飯を突っ込んだものを食べて。

さあて明日からどうなるのか私達。

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