43話 お泊まり 憲剛編1 ページ47
有「アキさんからリクエストもらったよ！頑張ってね！憲剛くん！」
士「飛鳥をよろしくお願いします。憲剛さん」
有「あ、ちなみに、飛鳥には何も教えなくて大丈夫だよ！」
飛「やっぱり貴方でしたか。
皆さんに言っていたのは」
有「あったりー！」
飛「情報網凄すぎません？」
憲「行くぞ
…飛鳥、今日はよろしく」
飛「はい、よろしくお願いします」
ーーーーーー
昼前に書物を全て読み終え、飛鳥は憲剛の部屋にいた
憲剛は忙しそうにそろばんを打っている
飛鳥はぼんやりと憲剛を見ていて憲剛もその視線に気づき飛鳥を見る
憲「…」
飛「…」
目があった
憲「…なんだ？」
飛「いえ、守銭奴と言われる意味がよくわかりました」
憲「どういう意味だ？」
飛「さぁ」
と飛鳥はいいながら、空中に何かを氷で創っている
憲「何をしているんだ？」
飛「剣の形を決めています
剣を使うものもあると聞いたので」
憲「熱心だな」
飛「…なんていうのは建前で、うまく使えるように練習してます」
憲「建前て」
飛「あなたがたに、嘘はつかないと決めたんです
まぁ、余程の事がない限りですが」
憲「そうか
で、練習なんかいるのか？」
飛「いります
今まであまり使ったことがありませんでしたから」
昼時に用事があるのでと飛鳥は立つ
が
飛「あ…れ？」
ドサッ
飛鳥は憲剛の方に倒れた
憲「大丈夫か？」
飛「クラクラ…します…」
憲(貧血か…？というか…この体勢、あまり長く続いて欲しくないな…)
今の体勢、それは、
座っている憲剛の胸元に、飛鳥が顔を埋め、憲剛の服を握っている
憲「あ、飛鳥？」
飛「あ…はい…？」
顔を上げた飛鳥の目には、うっすらと涙があって
憲(可愛…！！)バッ
憲剛はノックアウト寸前で目線をそらした
何より顔が近い
飛「…憲剛様…？」
憲「いや、なんでもない
お前、大丈夫か？」
飛「はい、今やっと、ピントがあってきて…
！！」
飛鳥の顔がみるみるうちに赤くなる
飛「あ…その…え…と……ご、ごめんなさぃぃ！！」
と飛鳥は憲剛の部屋を飛び出した
ラッキーカラー
あずきいろ
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沙耶香 - あの、まだ途中までしか読んで無いんですけど勘九郎さんの名字水度坂ですよ？ でも面白いので更新頑張ってください！ (2018年6月23日 22時) (
レス) id: 4038676c9e (このIDを非表示/違反報告)
夜菜 - 凄く面白いです！！これからも頑張って下さい（K・K） (2018年5月8日 23時) (レス) id: b693518974 (このIDを非表示/違反報告)
天竜氷華 - 続き楽しみです！頑張って下さい！ (2017年10月15日 11時) (レス) id: 679ef415fd (このIDを非表示/違反報告)
氷空竜 - 幽☆遊☆白書の雪菜ちゃんみたいですね！楽しみです！ (2017年10月11日 19時) (レス) id: 679ef415fd (このIDを非表示/違反報告)
作者 - ((((；ﾟДﾟ)))))士門編3、書き換えます (2017年8月28日 12時) (レス) id: 8fd261922c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：十夜 | 作成日時：2017年4月2日 0時
