39話 士門編2 ページ43
小「あ、ここのラーメン美味しかったんだ！」
飛「行ったことが…？」
小「ええ！ちょっと前に、ね！
ろくの試験官として、本土に行ったことがあるの！」
飛「…ろく？」
小「ええ！私の王子様よ！」
飛「どういう人なんですか？」
小「かっこよくて、私を助けてくれたの！」
飛「…へぇ、一度、会ってみたいですね、そんな王子様…」
王子様なんて言葉は、私とは全く無縁で、程遠い存在だった
物語の主人公が出会う《助けてくれる》王子様
軽い気持ちで言った言葉は
小「会えるわよ！ろくも島にいるの！」
飛「マジですか…？」
予想外すぎる返答が来た…
小「多分会う日が来るわよ！」
飛「…でしょうね…私も、そう思います…」
あれ？なんでだろう今有馬さんの顔が浮かんだ
飛「私は少し用があるので、席を外してもいいですか？」
小「あらそうなの？」
…すぐ終わる？」
飛「えぇ」
小「じゃあ待ってるわ！」
飛「早めに戻りますね」
ガラ
小夜の部屋を出て飛鳥は周りを見渡すと、ちょうど通りかかった士門がいた
士門はメガネをかけていて
飛「…普段はコンタクトなんですね」
士「まぁな
お前は目がいいのか？」
飛「ある程度は…計ったことはないんですけど」
飛鳥は士門に向き直り
飛「私に、裂空魔弾を教えてください」
士「あぁ、ついてきてくれ」
2人は道場に向かった
士門達の後ろに、密かに歩く影
小夜「飛鳥、にぃにぃ様とどこに行くのかしら…？
面白そうね！こっそりついて行こ！」
一方
飛鳥・士門
((バレバレだな / バレバレですよ…))
あっさり気づいてた
ちなみにそれを言わないのは2人の優しさである
ラッキーカラー
あずきいろ
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沙耶香 - あの、まだ途中までしか読んで無いんですけど勘九郎さんの名字水度坂ですよ？ でも面白いので更新頑張ってください！ (2018年6月23日 22時) (
レス) id: 4038676c9e (このIDを非表示/違反報告)
夜菜 - 凄く面白いです！！これからも頑張って下さい（K・K） (2018年5月8日 23時) (レス) id: b693518974 (このIDを非表示/違反報告)
天竜氷華 - 続き楽しみです！頑張って下さい！ (2017年10月15日 11時) (レス) id: 679ef415fd (このIDを非表示/違反報告)
氷空竜 - 幽☆遊☆白書の雪菜ちゃんみたいですね！楽しみです！ (2017年10月11日 19時) (レス) id: 679ef415fd (このIDを非表示/違反報告)
作者 - ((((；ﾟДﾟ)))))士門編3、書き換えます (2017年8月28日 12時) (レス) id: 8fd261922c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：十夜 | 作成日時：2017年4月2日 0時
