理事長の娘は…４

１７２話 ページ34

學峯「これでどうでしょうか、今後の動きによっては金額の変動もありますが……」





毛利(うげっ！！こんなに貰えるのかよ！！どんだけ金持ちなんだこの家……！)






學峯「どうです？まだ足りませんか？」





毛利「いえっ！！全くもって充分です！！この毛利小五郎、必ずや解決してみせます！お嬢ちゃん、何かあったらこの連絡先に電話してくれ！」





優に金の名刺を渡すと優はその色に引かれて受け取った








優「ピカ、ピカ……！」






毛利「まだ試作段階だけど、どうだ？カッコいいだろ！」





優「……(ｺｸﾝ」






毛利「お嬢ちゃん、お嬢ちゃんについて色々知りたいんだが、いくつか質問してもいいですかな？」






優「…………(ﾁﾗ」






優は如月に視線をそらし代わりに答えてほしいとアイコンタクトで伝える







如月「……ま、いっか。毛利さん、俺が代わりに答えるんで聞きたいことはありますか？」





毛利「そうだな……お嬢ちゃんの名前を教えて欲しいな」






如月「名前は優。浅野優だよ。優しいって書いて優って言うんだ」







毛利「確か中３だったよな……俺の娘と二つ違いって事か……」







優(何で知ってるんだろ……)






如月「ふーん」






學峯「優、何か聞きたいことはありませんか？この方は幾つもの事件を解決している名探偵なんです。だから分からないことがあれば聞いてみてください？」






毛利「え！？そんな無茶な「い、い」……はぁん？」






學峯の提案に戸惑う毛利と直ぐにそれを拒否する優








優「だ、て…………パ、パ…いる」






如月「……(苦笑」





毛利「どういう事だお嬢ちゃん、俺じゃ頼りねえってか？」






優「……パ、パ……凄、いもん」






如月「まぁそうだな。學峯の方が凄いもんな……」






毛利「ど、どういう事だ？」






如月「帰って調べてみてくださいよ、毛利さん。」





優「……もーり、さ…………」






毛利「ん？何だ？今俺のこと呼んだのか？」






優「……(ｺｸﾝ」






毛利「そうか、どうしたんだ？」






優「……な、で……知、てて……あと、何、する……の………………？」







単語単語だったので毛利は理解出来なかったが學峯と如月は直ぐに理解した




そして俺が説明する、と如月は毛利を帰らせソファーに座った

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