理事長の娘は…４

番外編２ ページ20

如月「待て待て待て待て！！！誤解だって！！」




如月をリビングに連れて来た學峯は目で如月を正座させた




そして今にも手が出そうな學峯に必死に弁解しようとする如月







學峯「大丈夫ですよ、１発で終わりますから」




如月「終わるって何！？俺の人生！？」




學峯「覚悟は良いですか？(黒笑」




如月「マジで待って！！だってあんなに天使級に可愛い優を見たら誰でも同じ事になるって！！………………ぐはぁぁっ！！！」






見事如月のお腹にグーパンを入れた學峯




如月「ま、じで……痛い…………」





お腹を抑えながら倒れ込む如月



それを少しも心配すること無く學峯は言葉を発する





學峯「優に変な事を教えようとしても無駄ですよ」





如月「…………俺の嫁に……なる予定…なんだから………良いだろ？お義父さん」




學峯「あの子が結婚したいと言うまで誰にも渡す気はありません、言ったとしてもその相手を見極めますから。まず貴方は却下です。その呼び方を止めてください気持ち悪いです」




如月の頼みを拒否する學峯






學峯「暫く優の傍に近付かないでください。優が良いと言うまで」




如月「逆にそれは俺の欲を溜めさせて一気に発散する事になるから危ないぞ？(真顔)
皆の前で襲うかもよ？」




學峯「ではそうなる前に貴方を解雇してあげても良いんですよ？」



背中を向けながらクビにすると言う學峯に如月は




如月「」



何も言えなくなった




學峯「優が可愛い事は認めます。が、だからといって優に対して不審な行動をしないでください」





如月「！可愛いって分かってんなら學峯も優の事抱きしめたいとか思わねぇの！？」




腹の痛みがもう無いのか如月は立ち上がって抗議する




學峯「……娘なので、普通に親としての事をしていますが？」




如月「それ以上の事したいとかは！？絶対あるだろ！？」




學峯「もう１発欲しいようですね？」





如月に拳を向けると




如月「ごめんごめんごめんごめん！！！お前の１発って本当に死にそうなくらい痛いんだからやめてくれ！！」




學峯「２度と言わないと……誓いますよね」




如月「誓う誓う！！誓います！！」





學峯は如月に優に変な事を教えないと誓わせた所で家に帰らせた

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