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256話 ページ20

蘭「優ちゃん!」




優「…蘭、さ…!」




部屋に入ると直ぐに蘭が優に声を掛けた





蘭「体調は大丈夫?」





優「…あの、ね…白、虎が…助けて、くれ、た」





蘭「助けてくれたんだ、良かったー!白虎は本当に優ちゃんが大好きなんだね!」





優「…エヘヘ」





メイド「医者が参りました、これから優様のお身体を診察致しますが「その必要はない、優の主治医が直ぐに来る」…はい?」





学秀「優をよく知る人間が直ぐにこちらに来ると言っているんだ」





メイド「で、ですが…!」





メイドは突然の医者要らずの発言に驚きを隠せずにいる
蘭も同じように、驚いていた





蘭「如月先生なら確かに直ぐに来てくれるかもしれないけど、1回診てもらった方が良いと思うよ?」





学秀「確かにその方が良いとは思います。ですが、優は脅されてこの国に来たも同然なんです。事実、僕も負傷してます。この国の人間がやった事と知りながらこの国の医者に診てもらおうだなんて思ってません」





蘭「脅されて……!?」





そうなの!?と優に問いかけると優は小さく頷いた





蘭「それなら仕方ないね……なら、もしまた体調が悪くなったらお兄さんか私に言ってね!出来ることはするから!(ニコ」





優は蘭の横にちょこんと座り、向かい側に学秀が座った





優「…白虎…どこ?」





学秀「そういえばさっきから見当たらないな…」





優「…(シュン」





学秀「大丈夫、白虎は直ぐに戻ってくるはずさ」





しばらくの間、優や学秀達はお互いについてもう少し詳しく知っておいた方がいいと自分達の事を話していた








学秀「空手の都大会で優勝ですか……凄いですね」



優「か、こいい…!」





蘭「ちょっと恥ずかしいな、ありがとう(照」





かなりの実力を持つ蘭に優は





優「…強い、の…いい、な…」




と、本音を漏らした





蘭「…そうだ!簡単に出来ちゃう技でよければ教えようか?」




優「!」




蘭「でもこれは特定の人にしか効かないんだけどね、やってみる?」





優「…!(コクコク」



急な運びとなってしまい、学秀は驚いていた


優にどんな技を教えるのか気になる学秀に蘭は学秀に「空手技じゃないから大丈夫だよ」と一声かけた

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ルナ(プロフ) - 何時も読んでます、7が公開されるのを楽しみにしてます! (2020年7月2日 8時) (レス) id: 50582a260f (このIDを非表示/違反報告)
ぽんちゃん(プロフ) - コナン=盗聴器になるから気をつけてかなきゃね (2020年6月26日 1時) (レス) id: e2382ac4cf (このIDを非表示/違反報告)
(名前)(プロフ) - 面白すぎます!応援してます!更新頑張ってください!応援してます! (2020年5月28日 11時) (レス) id: 0a80c4d22b (このIDを非表示/違反報告)
水乃 夜空(プロフ) - 続き楽しみにしてます!(初コメ失礼します!) (2020年5月4日 10時) (レス) id: 2b2a41cc61 (このIDを非表示/違反報告)
イアデビル(プロフ) - 面白いです!更新頑張ってください!! (2020年4月12日 15時) (レス) id: ef5404f845 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:レオン x他1人 | 作成日時:2018年6月10日 17時

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