理事長の娘は… (ページ46)

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４４話ページ46

如月「これが届いた奴か？」

学秀「はい。」

學峯「如月先生、この荷物を出した記憶は？」

如月「ねぇよ？それに俺は直接持ってくるって」

學峯「そうでしょうね。…………中身、見てみましょうか」

小さな箱を開けると……

、

如月「え……！！」

學峯「………………！」

学秀「普通の……人形？」

箱の中には小さなうさぎの人形

それを學峯は取り出し、

學峯「特に不審な点は……………………!」

確認していると中に何か入っているのが確認出来たのか学秀にハサミを持ってこさせ、中身を見ると

如月「何だこれ……」

小さな棒が入っていた

手に取って触っていると

如月「ｲﾀﾞｯ……!!」

鋭いモノが刺さったのか、如月は棒を落とした

学秀「大丈夫ですか……！？」

如月「少し刺さった……ｲｯﾀｰ!」

手を開くと少しばかり血が出ていた

學峯「どうなったんですか？今の」

如月「それ、どこか押すとナイフか何か出てくるぞ……」

学秀「先生、絆創膏どうぞ。」

学秀が如月に、絆創膏を渡した

學峯「他に何か入ってますか？」

中身を見てみるが何も入っていなかった

如月「学秀君、これは誰にも言ったら駄目だよ。もちろん、優にも」

学秀「分かりました」

如月「よし、それじゃあもう寝な！おやすみ！」

学秀「おやすみなさい…」

学秀がリビングを出て、居なくなると

如月「……誰だと思う」

學峯「何も予想がつきませんね……」

如月「嫌がらせって可能性もあるが、一応警戒しとく。それから、万が一の場合を考えて証拠品全て保存した方がいいぞ」

學峯「そうですね。保存しておきます。ところで如月先生、今日は家に泊まるんですか？」

如月「そうするわ。あ、あと此処に多分白虎のおもちゃ忘れたんだけど無かった？」

學峯「優が持ってるんじゃないですかね。明日聞いてみてください」

空き部屋に如月は行き、書類を作成して、就寝した

學峯もまた、大量にある書類を終わらせて数時間の休息についた