理事長の娘は… (ページ26)

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２５話ページ26

如月「んじゃまずは烏間さんから！！」

如月がそう言うと烏間は

烏間「烏間惟臣。年齢は２８。そうだな……好きな動物は犬………………このくらいか？」

と、自己紹介した

如月は

如月「短っ！！！短くないッスか！？」

とツッコンだ

如月「もっとないんスか？！趣味とか好きな物とか嫌いな物とか！」

烏間「これといった物はない。」

優「……せ、せ」

如月の袖を軽く引っ張って呼んだ

如月「お、どした？」

優「……カラスさ……で……いぃ…………？(ﾎﾞｿ」

段々と声量が小さくなりながら聞いた

如月「んー？それは烏間さんに気かねぇとだなー。優、自分で聞いてみな！」

優「………………ｯこ、わ「怖くな～い怖くな～い」…………う、ん」

烏間の事を「カラスさん」と呼びたい優

如月に許可を得ようとすると如月に直接烏間に聞くよう言われた

優は聞くのが怖いと如月に言おうとすると如月がやさしく撫でながら大丈夫と勇気づけた

優「…………カラス……さ…………で……いい………………？」

烏間「？あぁ、構わないが……」

優「ほ、と……？」

烏間「あぁ、呼びやすい名前でいいぞ」

如月「よかったじゃん！」

優「う、ん……！」

如月「じゃあ次は優が紹介する番！！」

如月がそう言うとピタリと動きを止めた優

如月「やっぱ怖いか………？」

優は俯いたまま何も言わなくなった

それを見かねた烏間は

烏間「直ぐに言わなくてもいい。優さんが言えるようになるまで待ってる。それに日々を通して優さんの事を知っていけばいいしな」

と言った

優は烏間の言葉に驚いていた

優「……わか、た」

烏間「いきなり授業をするのは少し無理があるな……」

如月「連絡先でも交換したらどうっスか？」

如月の提案により、烏間と優は連絡先を交換した

もちろん、優はまだ怖くて近くに行くことは難しかったので如月が代わりに行った