理事長の娘は… (ページ25)

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２４話ページ25

如月「あり？もしかして優に言ってないっけ？」

如月は頭を掻きながら申し訳なさそうに言った

優「せ、せ……は烏、間さ、の……部、下さん……？」

朝、机に置かれていたメモを思い出し、優は言った

如月「そうそう、俺烏間さんの部下なんだよー。」

優「せ、せ……お医者……じゃ、ない、の？」

如月「医者医者！！！ちゃんと免許あるし！じゃねぇと優の診察とかしてねぇしww」

優「……？？」

優は理解出来ていないのか頭に『？』マークが出ているようだった

烏間「如月、優さんは分かっていないようだから簡単に説明してやれ」

運転しながらそう言った

如月「簡単に言うとな、んー、俺元は防衛省に居るんだよ。んで、医者免許あったから医務室に居たり、防衛省の仕事したりしてんだ。まぁここから色々あって優の担当医師になったんだ。」

優「色、いろ……？」

如月「長くなるから今は言わねぇけどいつか教えてやるわ」

優「……なら、せ、せ……強、い？」

如月「んー？勿論強いぜ？まぁ烏間さんには負けるけど一応これでも烏間さんの次に強いんだぜ(ﾄﾞﾔ」

優「せ、せ……カッコ、いい」

如月「マジ！？嬉しい！！！」

如月は優の言葉に嬉しくなったのかニヤケていた

烏間「着いたぞ。」

しばらく優と如月が話をしていると学校に着き、３人で空き教室まで行った

その間も優は如月から離れようとせず烏間と少し距離をあけていた

如月「今日は取り敢えず自己紹介くらいにしよっか」

空き教室、学校でも生徒や教員が通らない廊下の1番奥の教室に着くと如月は自己紹介をしようと提案した

如月「じゃあ先ずは烏間さんから！名前とか年齢とかどうぞ！」

優が席に着くと如月は優の隣に座って烏間が優の前にある椅子を優の方に向けて座った