理事長の娘は… (ページ15)

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１４話ページ15

優「……起き、て」

学秀「……ん…………優……？」

学秀は布団から起き上がり、優だと判断すると「おはよう」と声をかけた

優「おは、よ…」

学秀「珍しいな、早起きなんて。嫌な夢でも見たのか？」

優「ううん……目、覚め、た」

学秀「そうか。」

学秀は起き上がり、
クローゼットを開けた

学秀「優、着替えるから廊下で待っててくれるかい？」

優「あ、う、ん」

優は学秀の部屋から出て、学秀の着替えが終わるまで待っていた

ｶﾞﾁｬ

再び扉が開くと制服に着替えた学秀が出てきた

学秀「お待たせ。」

二人は下に降りて優はリビングの椅子に、学秀は身なりを整えに洗面所へ向かった

學峯「優、手は洗ったかい？洗わないと駄目だよ」

學峯の言葉に優はハッとして直ぐに手を洗った

優「ん……！洗、た」

洗った手を學峯に見せると學峯は

學峯「良く出来ました。それじゃあご飯にしようか」

優と學峯が座ると直ぐに学秀も座った

學峯・学秀「いただきます」

優「いた、だ、きま、す」

今日は食パンで優は１切れ取るとゆっくりと食べ始めた

、

、

朝食を終えると学秀は学校へ向かった

そして優は學峯と一緒に防衛省の迎えが来るのを待っていた

學峯「優」

名前を呼ばれ、學峯を見ると薬と水を持っていた

學峯「薬、飲まないと」

優「う、ん」

薬を飲むと優はテレビを見始めた

アナ『えー、お伝えしていますように３月の突然の月の蒸発ですが未だに原因が分かっておらず～～～』

優はリモコンを取り、テレビを切り替えた

アナ『月が７割蒸発した問題ですが…………』

優「……飽き、た。」

ここ数日ずっと月が欠けたことを報道しており聞き飽きた優はテレビを消した

學峯「飽きたか……(ｸｽならソファーでゆっくりするといい。」

暫くリビングで寛いでいると

インターフォンが鳴った