あの頃にはもう戻れない 2(JUMP)

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潤side



『ほんっと大ちゃんには迷惑かけてばっかりだ』







俺の腕の中で泣きながらそんなことをいうA







自分がこんな立場にも関わらず他のやつのこと考えてるなんて並のやつにはできないことだ







日頃の行いや態度とか努力を惜しまないっていうのはもちろんなんだけど、こういう性格だからこそ色んな人から好かれるんだろうな







潤｢有岡に感謝しなきゃだな｣






『ｯうん！』








さて、そろそろ本題に入るか








潤｢で、原因は新しく入った美久ってやつなんだろ？｣







『......ｯ』







否定しないってことはやっぱりそうか






きっと女の嫉妬とかいうやつだ





Aは本当に老若男女関係なくモテるから同性から妬まれることも多々ある







そこに気付いてないっていうAもAだけど、、(笑)







潤｢まあ無いとは思うがAからその美久って奴には手出してないんだよな？｣







『うん、何もしてない..』






まあ、聞くだけ無駄だよな..







Aの頭を撫でながら考えを巡らせていると抱きしめている重みが少し増した







潤｢A？..寝たか｣







明日は久々のオフだって言ってたし疲れも溜まってる上にあれだけのストレスが重なれば寝落ちもするよな








正面から抱きしめていた身体を1度離し、首の後ろと膝の裏に手を入れ直して持ち上げる






潤｢軽っ｣






こいつほんとにちゃんと食ってんのか？





心配になりながらも寝室のベットまで運ぶ

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