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『失礼しまーす』

セ「お前遅いねん。そんな時間も守れへんようなやつやから、彼氏でけへんのやろ」

『いや、時間設定されてなかったですし。
その前に、それ関係あります?』




彼は、担任のセンラ先生。
担当は、意外にも国語科で勉強も分かりやすい。


そして、私のことを全力で貶してくる先生だ。
とにかく彼氏ネタをツッコんでは、貶す。
絶対彼氏作ってやるって思っても、できないのが現状で。





セ「関係しかないわ。
…てか、坂田と随分仲良えよな」

『まぁ…幼馴染ですしね』

セ「あっそ」



自分から聞いたのに興味なさ気な返答に少し驚きながらも、用件を聞くと、指をさされたのは、山積みのプリント類。
あれを一人で持つなんて、女のコの私には不可能。"女のコ"の私には。そう女のコの私にはね。



セ「あんなんも運べへんとか、彼氏何年立ってもできひんとちゃう?」

『もう、それ口実に言ってるだけですよね?
…はぁ、女のコなんですから無理ですよ』

セ「お前が女のコとか言ってんとちゃうねん。
ほら、手伝ったるから。」



椅子からたった先生は、私の頬にピトッと手を添えた。
先生の顔がいつもより近い。こんなカッコよかったんだ、なんて女子たちが言っていた、カッコいいって意味が今わかった気がした。




セ「もっと可愛なったら、センラが彼氏になったろか?」

『先生…。』









『セクハラですよ。てか、先生と生徒の恋愛は禁止のはずです。知らないんですか?』


セ「なんやねん!それぐらい知ってるし!
優しくしたろと思ったのに台無しやし。」


『まぁ、間違いなく他の先生がいたらアウトでしたね』


セ「確実にな。」








駄目だと分かってるならしないでほしい、なんて思いながら、ズシリとしたプリント類を持って私達は、教室へと向かった。

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タシア松(プロフ) - ぽにょさん» ありがとうございます!!最高の褒め言葉です、 (2022年9月25日 20時) (レス) id: d89a5c0024 (このIDを非表示/違反報告)
ぽにょ - 1話1話見るごとにきゅんきゅんしてもう最高です_:(´ཀ`」 ∠): (2022年8月8日 18時) (レス) @page14 id: b0029b04cd (このIDを非表示/違反報告)
タシア松(プロフ) - 紫苑さん» コメントありがとうございます!すごい嬉しいです!!!ありがとうございます!!この作品を好きだと感じてもらえることができてよかったです! (2021年10月26日 6時) (レス) id: 63758ca099 (このIDを非表示/違反報告)
紫苑 - な、な、な、なんだこの……神作者と神作品は!? (2021年10月26日 2時) (携帯から) (レス) id: d13b409c87 (このIDを非表示/違反報告)
タシア松(プロフ) - 乘肄さん» 最高のお言葉ありがとうございます!! 完璧にかけたのなら幸いです、これからも日々成長していけるよう頑張りますので、よろしくお願いします (2020年5月19日 22時) (レス) id: 73485a3048 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:タシア松 | 作成日時:2020年1月12日 23時

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