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さ「やっぱドソキはええなぁ！」
基本安く買うことの出来るみんな大好きドソキ・ホーテに来た私達。
服とか、歯ブラシを買うために来たのだ。
『ホントにいいんですか…？』
う「女の子に払わすわけねーだろ」
『ふふ、カッコいいんですね』
男らしく奢ってくれるというわたるの言葉に甘えて大人しく奢ってもらう。
普通だったら4000円はかかるであろう商品たちは、2000円以内で収まるという超節約ショップ。
素敵だなぁ、とかつくづく感じながら、外で待ってると、坂田さんと志麻さんがすっごい楽しそうに茶色の袋を抱えて出てきた。
ドソキから茶色の袋で出てくる人なんていなかったし、何買ったのかなぁ、なんて思いながら彼らに話しかけた
し「あっ、何買ったん？って思ったやろ」
『バレました？』
し「うらたさんの家帰ってから教えたる」
はーい、と諦めて家へと足を進める。
坂田さんはずっとウキウキで、先帰っちゃうのかな。なんて思ったけど、スキップで歩くペースのゆっくりな私達に合わせてくれた。
何度見てもあっけらかんとしてしまうマンションに入って、荷物を片付け終わったあと、坂田さんは一目散にソファへと座って、こっち来て！と急かす。
それに呆れながらも、楽しそうに行くわたるに私も後ろからついて行って、床へと座ると、坂田さんが自身の隣をポンポンと叩いた。
ここに来て、って意味なのかな。と思って、ポフっと座ると、満足げな顔をする。
そして、キッチンに何かを取りに行った志麻さんが戻ってきて、あるものを取り出した
『肉まんだ…。』
さ「やっと食べれるぅぅ！」
し「食べよーぜ」
肉まんを見ると、センラさんとあった日を思い出す。
寒い日、何が起こるかも知らずトンネルに入ったら急に不良に絡まれて。
助けてくれると思った声の持ち主は、まさかの仲間で。あのときは絶望を感じた。
でも、今はセンラさんとあえてよかったなぁ、なんて。
今だってこう楽しい時間を過ごせてるし。
なにより不良だった彼らを登校させた私の成績はバク上がりに違いない。なんてゲスいことを考えながらも、ハムっと肉まんを口に含んだ。
ふわふわとした生地の中の肉がジュワァァと肉汁を出す。
さ「美味しそうに食べるなぁ」
『そ、そうですか？』
ジーッと私を見つめながらそういう彼に恥ずかしがって視線をそらした瞬間、プルルルと着信音が鳴った。
『さと…ちゃん』
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タシア松(プロフ) - 紫苑さん» こちらにもコメントしていただいてホントに感謝しかないです、、。ゆっくり更新ですが、これからもよろしくお願いします (2021年10月26日 6時) (
レス) id: 63758ca099 (このIDを非表示/違反報告)
紫苑 - ドソキでツボっちゃいましたWとても面白かったです！これからも面白い作品待ってます！ (2021年10月26日 1時) (携帯から) (レス) id: d13b409c87 (このIDを非表示/違反報告)
タシア松(プロフ) - ちょこまみれさん» ありがとうございます！ (2021年1月24日 13時) (レス) id: 2434cd9a85 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこまみれ(プロフ) - 素敵です (2021年1月24日 13時) (レス) id: 53f0e78d36 (このIDを非表示/違反報告)
タシア松(プロフ) - さとうさんさん» ハラハラできるようにかけていたなら良かったです…。少し自信がなかったので、。嬉しい褒め言葉本当にありがとうございます！これからも日々成長していけるよう頑張りますので、よろしくお願いします！！ (2020年3月29日 12時) (レス) id: 73485a3048 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：タシア松 | 作成日時：2019年12月21日 19時
