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セ「なにしてはるん？」
『セ…セセセセンラさん！！』
し「ぷっ…あははははっふぅ↑」
あと少し、というところでセンラさんの声が耳に入って、バッと席を立つ。
明らかバレるような焦った声を出してしまったからか、志麻さんはお腹を抱えてケラケラと笑っていた。
し「冗談やでwセンラが起きてんの知ってたからちょっとからかっただけ、
あー、もうAちゃんもマジになったらあかんで？」
『ま、マジになんて！！』
セ「志麻くん後で殴りますね」
し「おっ、喧嘩するか？」
セ「ぜひ」
冷静にそういうセンラさん。その冷静さが逆に怖くて、言葉じゃ言い表せないほどのすごいオーラを放っていた。
し「まぁ俺はホンマにキスしても良かったんやけどな」
『…っ！！』
し「ぷはっ、顔真っ赤やんwかーわい」
ヘラヘラと笑いながらおちょくってくるもんだから、ぷいっとそっぽを向く。
こっち向いてやーなんていうから、チラッと見ると、ニカッと笑った
その笑顔にドキッとしてしまったのは、彼の顔が普通の人より何倍もカッコいいからだろう。
セ「Aちゃんをあんまおちょくらんとってくださいね」
し「はいはーい、じゃ、そろそろ教室戻るわ。
Aちゃん遅れること伝えとくでー」
『あ、はい』
ひらひらーと手を振りながら、保健室を出ていった
バタンっと扉が閉まると、シーンと部屋は静まり返って、気まずい雰囲気が流れる。
時計の音がやけに響いて、風が頬をなでた。
セ「来てくれたんやな」
『心配だったので…。
…あ、センラさんってピアス開けてるんですね』
セ「うん、今日先生に怒鳴られたんよね」
『ふふ、そりゃそうですよ』
クスッと笑って扉の方を見ていた視線をセンラさんの顔の方へと向けると、ぱちりと目があってニコニコと微笑まれた。
『な…なんですか』
セ「いやぁ？可愛かったから見てただけ」
『お世辞とかいりませんよ』
そう言うと、彼は不満げにぷくぅと頬を膨らました
ぷにっと無意識に触ってしまっていて、慌てて手を離した
『ごめんなさい。嫌でしたよね…』
セ「ううん、全然。Aちゃんからセンラに触れるの初めてで逆に嬉しい」
そう言いながら、私の腕をキュッと掴んだと思ったら、グイッと引っ張った。
ドサッという音と同じタイミングで優しい香りが広がって、温もりに包まれる。
チャイムの音が保健室に響く
セ「もうちょっとだけ…ここにおってや」
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タシア松(プロフ) - 紫苑さん» こちらにもコメントしていただいてホントに感謝しかないです、、。ゆっくり更新ですが、これからもよろしくお願いします (2021年10月26日 6時) (
レス) id: 63758ca099 (このIDを非表示/違反報告)
紫苑 - ドソキでツボっちゃいましたWとても面白かったです！これからも面白い作品待ってます！ (2021年10月26日 1時) (携帯から) (レス) id: d13b409c87 (このIDを非表示/違反報告)
タシア松(プロフ) - ちょこまみれさん» ありがとうございます！ (2021年1月24日 13時) (レス) id: 2434cd9a85 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこまみれ(プロフ) - 素敵です (2021年1月24日 13時) (レス) id: 53f0e78d36 (このIDを非表示/違反報告)
タシア松(プロフ) - さとうさんさん» ハラハラできるようにかけていたなら良かったです…。少し自信がなかったので、。嬉しい褒め言葉本当にありがとうございます！これからも日々成長していけるよう頑張りますので、よろしくお願いします！！ (2020年3月29日 12時) (レス) id: 73485a3048 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：タシア松 | 作成日時：2019年12月21日 19時
