その笑顔に、釘付け 第4章

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side貴方







ホワイトタイガーさんを見て、次にまふ君と来たのはふれあい広場。



小さな動物さん達…うさぎやカピバラなどがたくさんいて触れ放題。


何この癒される空間。



でも何よりも一番癒されるのは＿＿＿＿＿...








まふ「ちょ、あはは！待ってくすぐったい…っ」








もっふもふの赤ちゃんアルパカさん数頭にもふもふされるまふ君だった。



更に彼の膝の上にはうさぎさんが三匹。



皆気持ち良さようにすやぁ…と眠っている。





可愛い。ひたすら可愛い。



こっそり一枚だけ写真を撮らせて頂きました。



後でちゃんと謝ろう。









「まふ君大人気ですね！」



まふ「そ、そうかな…？でも嬉しいかも」








ふにゃ、と笑うまふ君に胸の奥がきゅーんと鳴る。



あああ可愛い。



まふ君が一番小動物みたいだ。





そんな事を思いながら私も寄ってきてくれたうさぎさんとじゃれていると、何やら服の中がもぞもぞしている事に気付いた。



あれ？何か入ってる？




チラ、と服を引っ張って中を見ればこちらに顔を覗かせている極小サイズのモルモットさん。



何この子可愛い。



くりっくりのつぶらな瞳と目が合い私が始めに発した言葉は







「こんにちは」



まふ「いや何で挨拶してるのAちゃんんん‼//」








だった。



まふ君から激しいツッコミを頂いてしまったけど。




だって可愛かったんだもん。



でもくすぐったいし、流石にそんな狭い(?)所じゃ息苦しいだろうから出してあげようとするとてちてち逃げ回るモルモットさん。


非常にこそばいです。








「ま、待って、そんなに動いちゃ…っひゃ！」



まふ「〜〜〜ｯ!!!///ぼ、僕が出しますからAちゃんはじっとしてて…‼//」



「お、お願いしま…っぁ！んん…ｯ、まふく、だめ…っ」



まふ「(落ち着け僕ぅぅぅぅ!!//これは違う、これは違うから‼//)」



「ひゃぁ⁉ぁっ…まふく、出して下さ…も、私…っ」



まふ「(あああぁぁああ!!!///待って待って待ってヤバイヤバイヤバイヤバイ‼//踏ん張れ僕ぅぅぅぅ!!!///)」








あちこち狭い服内でも逃げ回るモルモットさんに苦戦し、ようやく出せた頃にはくすぐったくて笑いすぎた私は力尽きていた。



目から涙が出てくる…



上がる呼吸を落ち着かせながらお礼言わなきゃとまふ君の方へ向き直る。



すると…







まふ「ご、ごめ、Aちゃん…っ///」







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