【声優】 ほのぼの声優活動！ 【男主】ぱーと6！

頑張れ ページ29

陸視点

先輩に誘われて飲み屋に来た。
夕飯も兼ねてだったから、空も連れて来ていた。


先輩と話しているうちに、空が寝てしまい、今は俺の膝を枕にして寝てしまっている。

んんんっ…可愛い……可愛いよ！空！！
お前のためなら俺は、抱き枕にだってなるよ！
むしろ俺が空を抱きしめて眠りたい！！



ということを考えつつも、表面上はクールに酒を飲む俺。演技力やばたん。

先輩もさっき帰ったし、空が起きるまでいるか…






浪川「あれ？陸さん？」

吉野「あ、ほんとだ。こんばんは〜」

名前を呼ばれて顔を上げると、浪川さんと吉野さんがいた。どちらもそれなりに面識がある。



兄「こんばんは、仕事帰りですか？」

浪川「うん、そう。あ、空くんもいたんだね。」

吉野「寝てる。可愛い〜」

兄「あはは、手ぇ出したら牢屋にぶち込みますよ」

吉野「目が笑ってない」



吉野「にしてもよく寝てるな」

浪川「いつも頑張ってるからね」

兄「やっぱ声優って大変なんですか？」

吉野「そりぁね。1日に何本もとることもあるし」

浪川「空くんだとライブのリハも多いしね」



そっか……
それに加えて、学校もあんのにな。

それでも空は、弱音を吐かないし毎日楽しそうだ。


すげーな、お前……



兄「頑張れよ、空。」

俺は優しく空の頭を撫でた。
そしたら空が俺の手に擦り寄ってきたから鼻血出して死ぬかと思った。









＿＿＿
なんか久しぶりにほのぼのしてる気がする。

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