今日:2 hit、昨日:2 hit、合計:3,346 hit
小|中|大
・ ページ6
「姉ちゃん!?」
「·····あれ、弟じゃーん。
めちゃいいとこに来たね」
やっとの事で北館に着き、「方向音痴」や「独り言多い」やの文句を言われながら北館マップを見ていると
かけられた声。
振り向いた先に居たのは弟。
·····そういや、ここの大学生だったわ。
ちょうどいいや。
「勇太ぁ、音楽室ってどこ?」
「え?
姉ちゃんがここに来た理由って仕事なの?やっぱり」
「やっぱりって?」
そう聞くと勇太は何故かキョロキョロと辺りを見渡し、
「ここじゃなんだからさ、カフェスペースがあるんだ。そこで話すよ」
そう言って歩き出した。
「なんやAさんの弟、お姉さんと違ってしっかりしてるやん」
インカムから聞こえた紫耀の声は無視。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
36人がお気に入り
36人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:鏡華 | 作成日時:2020年4月30日 19時