消えた私 (ページ2)

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好機ページ2

私の実験は殆ど成功する。
なので他の実験されている人より私は頻度が多いのだ。
実験は私の身体で成功した例は何個もある。
｢白英色素定着実験｣
｢絹髪構成遺伝子実験｣
｢脂肪作成遺伝子上書実験｣…まだまだあるが
唯一成功しなかったのは｢眼球植色定着実験｣
色は変わったものの青と紫の予定が赤と青になってしまった。

どれも傍から見たら美しく見えるものばかりだが、血を吐く、一晩中のたうち回るの様な
激しい痛みを伴うのだ。
それは難しいものをする度に痛みが増す。

今日は。何をやるのかな。
この私専属の職員ｶｵｸは何ていうのか。
｢今日のお前がする実験名は
異次元模倣能力獲得実験だ。｣

｢この実験は二次元や四次元等の異次元に存在する、我々にはない能力をコピーすることだ。
それを使う条件はその能力のことを認知し見た事がある事なら何でもコピー出来る。｣

この能力が…この能力があれば、私は絶対にここから抜け出せる…！絶対成功させなくちゃ！

｢では始める｣

｢…！あああああああああああ！！！！｣
痛い
想像以上に痛い。でも
耐えなきゃ…楽園は手に入れられない！

しかし十分後私は意識を失った