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鰹節11本目 ページ22




今年もやってきた文化祭の季節

全校生徒が浮かれるイベントその1



「で、ウチのクラスは何やろうか」



恒例の出し物がなかなか決まらない問題

毎年起こるのだ



「メイドカフェで良くね」


「男もメイドな」


「どこに需要があるんだよ」


「需要しかないだろ」


「女のメイドだから需要あんだよ仕事押し付けんな」


「仕事押し付けんな言うマ??」


「1番押し付けてんのお前ね?」


そしてだいたい口論が始まるのだ



美「まって??!」







「なんだよ与田」



美「みんな自分の顔鏡で見て、、!」



全員スマホやなんやらで自分の顔を見た



美「ウチら、ちょーーーーーー美男美女じゃない?」



何を言うとん突然



「たしかに、、」



「このクラス、レベル高くね、、?」




もれなく全員自己肯定感高いの何?




美「だよね??」



美「という訳で、メイド×執事でいいんじゃない?」




みんな黙らせたくせにすごい普通の案で泣いちゃった




「ありきたりすぎだろ」



「じゃあお前案だせよ」




というように揉めに揉めて1・2限が終わったのであった










「メイド×執事なんだけど、他クラスで案が出てるらしいからできないよ〜」



「振り出しにもどるじゃん、、」



「一生終わらないすごろくで死」




矢「全然決まらねえ」



美「もう被りでも良いだろ売り上げはコッチが圧勝なんだからよ」



矢「なんでそんな自信満々なんだよ」




『ねえまって、思いついた』




美「え!!なに!!!!!」




『美緒ちん、クラスみんな美男美女なんだよね?』



『その逆をつく!!』



矢「逆をつく??」



美「?」




『芋女芋男カフェしよう』




「「アリ!!!」」




『よっしゃ合意!』










『てわけで、芋女芋男カフェになったんです』




岩「?なんだ芋女芋男って」



岩「芋洗いしかしねえってことか?」




どこに需要があるんだよ



『垢抜けてない女の子と男の子をやるってことです』



岩「よくわかんねえが、お前は何やっても変わらなさそうだな」




『悪口と捉えて良いですか?』



岩「なわけねえだろ褒めだ褒め」



『結婚を前提にお付き合いしましょう』



岩「スマン無理だ」




優良物件だぞ!!!!!!










『しげるーーーん、、』




矢「ベタつくな」



人類がAちゃんに厳しい何故



『岩泉さんにフラれた』



矢「聞き捨てならんぞ」



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(プロフ) - タール。頭に二枚貝をつけた彼とかいうね (4月7日 3時) (レス) @page22 id: d5d529a22f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:胃腸弱者 | 作成日時:2020年3月12日 3時

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