1.はじめましてのお話 ページ1
我等青葉城西高校バレー部8月某日
「はじめまして！男子バレー部の皆様！」
かなり大きな音を立てて体育館の扉が空いたと思ったらなんか騒がしい奴が来た。
「えーっと、取り敢えず、君誰かな？」
「清水Aです！女バレでMVやってます！骨折してドクターストップかかった所で溝口コーチに男バレの虫除けを頼まれたので今日から1ヶ月お世話になります！よろしくお願いします！キャプテン、副キャプテン、監督、コーチ、他の部員の皆さんも！」
そう頭を下げた彼女はめちゃくちゃ綺麗な90度に腰を曲げて頭を下げた
「そんな頭下げなくてもいいよ！！宜しくね清水ちゃん！」
そんな及川の挨拶を皮切りに部員全員が挨拶していく
彼女は一人一人の名前を呼びながら挨拶を返していく
俺もそのうちの1人だ
「よろしく頼むぜ清水！」
「はい！花巻先輩！」
「...もうすげえ前の話だよな」
「まだ4月ですよw」
「いやーこの頃のお前は笑顔がキラキラしててすげえ可愛かったのに...今じゃこんな...」
「は？土に還してやろうか、キャベツパイセン」
「流石にシュークリームのシューの意味がキャベツでもキャベツパイセンは傷つくわー」
「そんなんで傷ついてたら試合前のアップで身体ボロボロになってまともにコート立てませんよw」
「手厳しいねーウチの専属マネちゃんはw」
「当たり前ですよwってかそろそろ鍵閉めるんで出てってください」
「はいはいwんじゃまた明日。」
「お疲れ様でしたー。今晩は私同様付き合ってる方とイチャラブして帰ってくださーいw」
「嫌味ですかーwお家に帰って妄想彼女とイチャラブしますwww」
「妄想は程々にwww」
そう言ってお互いに家路に着くのが俺等の日常。
こんな俺等の騒がしくて楽しい日常。
楽しんでくれたら幸いだなとか思いながらw
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作者名：緋李露 | 作者ホームページ：http:/hiorin
作成日時：2019年1月13日 1時
