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明察な兄と同族な妹 ページ24

兄「話をする前に聞きたい事は?」

えぇ、なんか怒ってない?

 「そういえば、あいつは?」

兄「あいつ?あいつは仕事で遅くなるってよ。それで本題に戻るんだが。」

ダメだ話を逸せない!

兄「正直、腐男子の調子はどうよ。」

え?そんな事?

 「そりゃ順調。シルクから腐ネタを回収しまくって…ん?」

つい声が出た。いや。え?なんで兄は俺が腐男子だと知ってるんだ…

 「は、はぁぁぁぁぁ(むぐっ)」

兄「落ち着け。聞こえるだろう。」

 「グヘェ。って、何で兄さんが知ってんだよ?」

兄「そりゃ分かるだろ。兄弟のシンパシーさ。シンパシーの意味を知らないが。」

 「あながち間違っちゃいねぇけどさ。じゃあ何だ?兄弟だから、弟の好みを熟知
  してると?」

兄「そういう事。なんなら昔のお前が何をしていたかも分かる。言ってやろうか?」

 「辞めい(ビシッ)」

流石に言われちゃなんねぇ。何故とは言わんが消される。

兄「兄にどうしてこんな事するかなぁ…」

 「不可抗力だ。」

兄「不可抗力の意味を知らんだろ。」

 「そっちだって!」

そんなこんなで喧嘩をした。しょうもない事ではあるが、この喧嘩も久し振りである。

 「はぁはぁ。いつまで経っても喧嘩はするんだな、俺ら…」

兄「まぁ仕方が無し。」

すると階段を上る音が聞こえる。

妹「廉兄さん!?帰って来たならさっさと言ってよ!」

赤咲華(21)
末っ子。母や兄に似ず、常にバタバタしている。
しかし頭は良い方。何故なのか?呼び名は(妹)

 「いやだって、お前帰って無かったんだろ?言い様が無いじゃん。」

妹「うがー!」

兄「落ち着け。急いてはことを仕損じるというだろ。)

妹「…はぁい。」

だから何故分かる

妹「それで、やっと聞きたいことが廉兄さんに聞けるんだけど。」

お前も?

 「…何さ。」

妹「正直、腐男子の調子はどう?」

ん?またその質問か。

 「いや、順調だけど…」

あれ?''またその質問''?

 「っはぁぁぁあ?何でお前もその質問するんだよ!?」

妹「答えなくて良いじゃん。廉兄さんに聞いてるんだし。」

 「いや。答えろ。じゃ無いと答えん。」

妹「もう。仕方ないなぁ。じゃあ教えてあげる!私も廉兄さんと同じ、『腐』!
  『腐女子』!」

…ハァァァァァアァ!?
俺は2度驚いた。

裏と兄→←腐男子の帰郷



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アオバ(プロフ) - リンク貼れないなぁ (2020年2月2日 22時) (レス) id: c3bd3a4549 (このIDを非表示/違反報告)
アオバ(プロフ) - 流石に無いのはもったいないので (2020年1月26日 23時) (レス) id: 1c2aa42d26 (このIDを非表示/違反報告)
カイ - マサイがアキを好き?blきた! (2020年1月26日 22時) (レス) id: 89ba18bb90 (このIDを非表示/違反報告)
カイ - マサイがアキを好き?blきた! (2020年1月26日 22時) (レス) id: 89ba18bb90 (このIDを非表示/違反報告)
アオバ(プロフ) - さーどうでしょうか (2020年1月26日 9時) (レス) id: c3bd3a4549 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:アオバ | 作成日時:2019年7月27日 1時

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