6話 驚きのクラスメイト（後編） ページ6
霊花「あ、もうこんな時間じゃん
帰んなきゃ」
らっだぁ「ok、めっちゃ楽しかった〜！」
霊花「楽しかったね」
ぺいんと「マジ楽しかったわ！やっぱらだスマブラつえー！」
らっだぁ「だろー？春休み中ずっと練習してたんだよ」
ぺいんと「よし帰るかぁ！」
2人「バイバーイ」
ぺいんと「バイバーイ、お邪魔しましたー」
ーーーー
霊花「じゃあ私も帰るよ、色々ありがとね！楽しかった！」
らっだぁ「うん俺も、霊花もう大丈夫なの？
霊花「うん、もう元気すぎてやばいくらい！」
傷だらけの体
ニコリと笑う俺の天使
俺はこの時、
本当に霊花のことが好きなんだと確信した
らっだぁ「てか、霊花って学校行ってる？」
霊花「うん、一応！通いはしてないけどね」
らっだぁ「え？それって……」
霊花「うん、私不登校なんだ…学校がトラウマでさ」
らっだぁ「そっか…ちなみにどこの学校？」
霊花「黒ノ咲能力学園だよちなみに三年生！」
フフンっと誇らしげに鼻を高くする
「可愛いな」
ふと声に出てしまった言葉
霊花には聞こえていないようだった
よかったと心の中で安堵する
らっだぁ「俺と同じ学園じゃん何組？」
霊花「A組！まだ三年生になってから一回も学校行ってないけど！」
らっだぁ「クラス同じじゃんw」
霊花「え、ほんと？ガチで？」
らっだぁ「うん！ガチでしかも俺の横の席空いてるから霊花は隣の席！」
霊花「やった！らだが隣にいるなら…私学校行けるかもしれない…」
らっだぁ「ほんと！？やったぁ！俺が霊花のこと守るから！学校来て！」
霊花「わかった、じゃあ明日頑張ってみようかな」
らっだぁ「ありがとう！絶対いじめなんてさせないから！」
「ん、わかった！らだがそんなに言うなら行くよ！」
らっだぁ「よっしゃあ！やったぜー！ガチで絶対守るわ！」
霊花「あのさ、らだ？」
らっだぁ「どしたの？」
霊花「いろんなことしてもらって本当にありがたいと思ってる。だからお礼したいんだよね」
お礼？
お礼って何？
ま、まさかあんなことや、そ、そんなこと、
霊花「明日の放課後私の家来ない？」
らっだぁ「え！？い、いいの？女の子の家に男上げるとか、そ、そういうの」
霊花「私は全然気にしないけどね、別に関係なくない？男子が女子の家に上がるのとか」
らっだぁ「そうかな、俺はめちゃくちゃ気にするけど」
霊花「そんなの気にしない気にしなーい！」
らっだぁ「そっか，気にしなーい」
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作者名：mikazuki | 作成日時：2022年10月2日 8時
