サボり魔 (ルナ・マリア) ページ16
無事(?)自己紹介の時間も終わって、僕は一安心
その日はアリアとゲームして時間を潰した
−−翌日−−
『ルナ、ルナ』
『ルナ、起きてください』
朝に弱い僕はいつも黒竜と白竜に起こされる
だけど、まだ眠い
「……ん…………後で……」
起きる気無いから、また後でね
だって眠い
『ルナ、おい…………サボり魔め』
『仕方ありませんね、アリア殿かネモ殿に来てもらいましょう』
『アリアは聞こえるかどうかだな』
『ネモ殿は……来てくださいますかね?お忙しいなら別の誰かに頼みますか』
黒竜と白竜がため息をつきながら会話してるけど、僕には子守唄のように聞こえる
だんだんと瞼が重くなっていき、僕は意識を手放した
睡魔には逆らわない主義だから←
『……完全に眠ったな』
『結構深い所にいますね』
『アリアとネモ、二人がかりで起こして貰うか』
『そうですね。断られることも承知でお二人に頼みましょう』
『では、我はアリアに行く』
『ならば私はネモ殿に行きます』
二匹の竜は、無防備なルナを一瞥しお互い頷き合うと、窓からそれぞれ目的の人物の所へと飛んで行く
ルナは意識の渦の中で、二匹の竜が自分から離れていく気配を感じ取っていた
「アリアかネモの所にでも行ったかなー……起きれる自信無いなー」
今日はなんだか、とても眠い
なぜこんなに眠いのか自分でも分からないけど
凄く眠い
体が意識の渦の深い所へと沈んで行く
ゆっくりと沈んで行く
僕は抗うこともせずに、そのまま意識の奥へと……
4人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
周(プロフ) - 終わりました (2017年1月1日 23時) (レス) id: f9682346d9 (このIDを非表示/違反報告)
周(プロフ) - 更新します (2017年1月1日 17時) (レス) id: f9682346d9 (このIDを非表示/違反報告)
チェス盤(プロフ) - 更新しましたー (2016年12月23日 13時) (レス) id: e293136629 (このIDを非表示/違反報告)
チェス盤(プロフ) - 更新します (2016年12月23日 13時) (レス) id: e293136629 (このIDを非表示/違反報告)
歌菜子 - 終わりました (2016年12月21日 20時) (レス) id: beed06bc94 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ