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青く輝く雷魔法 (ルナ・マリア) ページ41

(うーん、困ったなー)


ルナ・マリアは困っていた
デストロイドで遊んでいたのはまだいい
可愛い後輩とその兄が遊びに加わったのも問題は無い


だがしかし、もうすぐ昼休みは終わってしまうのだ


「うーん、まだ遊びたいけど、また怒られるの嫌だしー」
「ルナ先輩、もう少し危機感を持ってください」
「えー、あ、紅葉危ないよー」


後輩の紅葉に向かって振り下ろされたデストロイドの攻撃は、対象者の紅葉ではなく、何気ない動作でその間に入り込んだルナに当たる
庇う様に出されたルナの右腕に赤い鮮血が飛び散り、服を汚した
右腕に走る痛みに、一瞬眉がピクリと跳ね上がったが、すぐに無表情に戻る


「ルナ先輩!!」
「へーきへーき、すぐ治るから」


ルナは怪我をしても白竜が傷を治す為、怪我の頻度を考えずに攻撃を受ける時がある
周囲が心配している等とは一切思わない

「時間的にこれいじょーの相手はしてられないかなー……一気に終わらせよーか」

紅葉を背に庇いつつ、ルナはざっと残りの敵を見渡す


「そーいえば、紅葉は僕の雷まほーが好きだったよね。今日はとくとー席で見られるからよかったね」


ルナがそう言うなり、大地を揺るがす程の圧倒的魔力がその場に放出される

「僕、本気を出しちゃダメって言われてるから、けっこー力を抑えてるつもりなんだけど、力加減の仕方分かんないんだー。ショートさせるだけで済まなかったらごめんねー」

のんびり言いつつ、ルナは魔力を竜の姿を模した雷に変える
余談だが雷の色は人によって異なるらしいが、ルナの雷は美しい青色だ
(※技は戦○B○S○R○の筆頭のH○LL D○RAG○Nのイメージです)

ルナは何の躊躇いも無く、デストロイドに雷を叩きつける



結果、デストロイドは焼き尽くされた



「んー、後始末はウィスティアリアせんせーに頼めばいっかー。紅葉、怪我しなかったー?」
「は、はい!してないです!」
「そっかー。紅葉は強いけど、怒りで周りが一瞬見えなくなっちゃう時があるから気をつけなよー?庇える時は庇ってあげられるけど、僕もばんのーじゃないからねー。さーて、紅葉はそろそろ戻りなよー。じゅぎょー始まっちゃうでしょー?」
「え、でもルナ先輩は……」
「僕はウィスティアリアせんせーに残骸持って行くからー。じゃーねー」



魔法でデストロイドの全ての残骸を宙に浮かせたルナは、そのまま紅葉に手を振りながらその場を後にした

まだまだここから?(華昏)→←忘れられてるよね知ってる。(闇)



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(プロフ) - 終わりました (2017年1月1日 23時) (レス) id: f9682346d9 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 更新します (2017年1月1日 17時) (レス) id: f9682346d9 (このIDを非表示/違反報告)
チェス盤(プロフ) - 更新しましたー (2016年12月23日 13時) (レス) id: e293136629 (このIDを非表示/違反報告)
チェス盤(プロフ) - 更新します (2016年12月23日 13時) (レス) id: e293136629 (このIDを非表示/違反報告)
歌菜子 - 終わりました (2016年12月21日 20時) (レス) id: beed06bc94 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:北斗七星 x他9人 | 作者ホームページ:kirito03  
作成日時:2016年10月29日 21時

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