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朝には弱い (黒字黎明) ページ5

『レイメイ様!レイメイ様!』

「…………何?」


朝。

ゆっくりコーヒーを飲みながら、レイメイ様……もとい黒字黎明は淡々と返事をした。

ただでさえ短く小さい声なのに、しっかりと巻かれたマフラーにかき消されてしまいそう。

だが、きゃんきゃん犬のように彼に呼びかけていた白狐はしっかりと主人の声を聞き取り言った。



『もう行く時間ですよぅ!早くご支度を!早く!』

「…………」


少し面倒くさそうな顔をし、レイメイは良い言い訳はないかと考えた。

その時。



『マッサツシマス』
「きゃー!もう!」


外から機械生命体[デストロイ]の声と誰かしらの悲鳴が聞こえた。


「…………今出てったら遭遇するよ」


しめた、と思いそう狐に言うと、狐はよりいっそううるさく鳴いた。


『ならお助けしないとダメです!さすがにこの雪影でも許しませんよぅ!』

「…………」


こいつ、俺の言う事分かってたな?


自分の通訳係がこの狐、雪影だったことを改めて思い出しレイメイはため息をつく。


「…………はぁ」



重い腰を上げ、ついでに雪影をつまみ上げてレイメイは支度をした。


そして


『ちょっとレイメイ様!デストロイは!?デストロイはどうするんです!』

「……」←無視



一気に駆け抜けて、無事二年生の教室へたどりついたのだった。←

いつもの朝チュン(アリア・レイ)→←悪夢と…幼馴染みと…爆音? (雪華)



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wakana0503(プロフ) - 速いっすねぇ(ヽ´ω`)ハァ… (2016年10月29日 17時) (レス) id: 95b6da62c6 (このIDを非表示/違反報告)
柳ノ下ノ背後霊(プロフ) - 更新しました。書き終わりました。 (2016年10月29日 16時) (レス) id: ab83b1c8b4 (このIDを非表示/違反報告)
北斗七星(プロフ) - しのっちさん» 了解ですー! (2016年10月28日 22時) (レス) id: 9ad4b46b38 (このIDを非表示/違反報告)
しのっち(プロフ) - 北斗七星さん» ……続編が必要なようです…… (2016年10月28日 21時) (レス) id: 3d07d6e42c (このIDを非表示/違反報告)
しのっち(プロフ) - ……終了…… (2016年10月28日 20時) (レス) id: 3d07d6e42c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:北斗七星 | 作者ホームページ:kirito03  
作成日時:2016年10月13日 21時

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