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「あれ？大ちゃん？」
「あっ……」
追試が終わったのだろうか、途中で知念と山田に会ってしまった。
「大ちゃん、泣いたの…？」
正直今は会いたくなかった。
「っ、ううん！ごめん俺用事あるから帰る！薮くんに言っといて！」
「っ大貴！！待って！」
知念の呼び止める声も、無視して走った。
…今はただ、1人になりたかった。
「大ちゃん、今日も行かないの？光くん達心配してたよ」
「うーん、ごめん！今日留守番頼まれてさ…」
「そっか…わかった」
生徒会室に行かなくなって、もう1週間が経つだろうか。
伊野尾先輩に合わせる顔がないし、
まだ自分の気持ちにもちゃんと向き合えていなかった。
鞄を持って教室を出る。
頼れる人は、誰もいなかった。
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あおむシ - じみおんなさん» わ〜コメントありがとうございます！頑張ります！（＾Ｏ＾） (2015年9月21日 8時) (
レス) id: dfeb2ab61d (このIDを非表示/違反報告)
じみおんな(プロフ) - 更新がんばってください！！ (2015年9月21日 1時) (レス) id: 07bde049e6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あおむシ | 作成日時：2015年9月9日 23時
