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「…はは、見られちゃったぁ〜」
さっきまでの色気を放ってた時とは別人のように、
いつも通りのふにゃふにゃな笑顔を見せる伊野尾先輩。
「あ、あの…」
「大ちゃんごめんね?大ちゃんの反応面白くて、つい遊んじゃった」
「えっ…」
“遊び”
…そりゃそうだ、先輩にとったら俺なんてただの後輩で。
もしかしたら特別扱いされてるのかも、
なんて俺のただの思い込みでしかないんだ。
けど、わかってたけど、
「大ちゃん?」
「……………帰ります、」
「え?」
めちゃくちゃショックだった。
「…失礼します。」
伊野尾先輩が何か言った気がしたけど無視して生徒会室を出た。
廊下を歩き出した途端、涙が溢れてくる。
バカだ俺…こんな本気になったって無駄なのに……
無我夢中で昇降口を目指す。
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あおむシ - じみおんなさん» わ〜コメントありがとうございます!頑張ります!(^O^) (2015年9月21日 8時) (レス) id: dfeb2ab61d (このIDを非表示/違反報告)
じみおんな(プロフ) - 更新がんばってください!! (2015年9月21日 1時) (レス) id: 07bde049e6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あおむシ | 作成日時:2015年9月9日 23時