出会い

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『起きてます！こちらこそありがとうございました！いのちゃん先輩で良いですか？(；゜０゜)おやすみなさい！』



何度も変なところが無いか確認して、えいっ！と送る。




するとすぐに既読がついて、


『先輩いらないの。敬語もダメ』


『そんなの無理ですよΣ(・□・；)』


『大ちゃんはやれば出来る子でしょ？』


『え！やめてくださいよ〜(汗)』


『もし敬語使ったら大ちゃんの嫌がることするから(^ ^) それじゃ、本当におやすみ(笑)』
　

『怖い！！(汗)はい、おやすみなさい！』






…俺の嫌がることって何だよ。



もう既読はつかなかったので、アイフォンを枕元に置く。



何だかおかしくて伊野尾先輩が可愛くて、笑いがこみ上げてくる。





「(それに敬語使わないなんて、無理に決まってるし…)」



いのちゃんって呼ぶなんてもっての外だ…、


確かに薮くんとかが呼んでるの聞いてちょっとは羨ましくなったけどさ。






LINE上だけれど、こうして2人きりで話すことが出来て、




とても幸せな気分のまま、気づくとまた深い眠りについていた。

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