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#22 ページ6

【my side】


今日は一日中仕事の日。


次の主演ドラマの初めての顔合わせとなる。


「A、よかったね回復して」


マネージャーさんに今までは身体的にも精神的にも多く迷惑をかけていたがいつのまにか、蓮くんのおかげで安定してきていた。



『次期のドラマの主演を務めさせていただきます。A Aです』



そして、相手役は



「相手役を務めさせていただきます、SixTONESの松村北斗です。お願いします」



この時期に偶然なのか、必然なのか、相手役は同じ高校生活を過ごしたSixTONESのメンバーの松村北斗くんだった。


.

「A、久しぶり。」


挨拶の後、楽屋に来た松村くん。

『うん、久しぶり。そっか、前同窓会来てなかったもんね』


「あー、仕事で。...唐突で悪いんだけどさ、樹とどうなの?」



『へ?』


「や、今、目黒と樹に宣戦布告されてんじゃないの?」


突然の問いに驚く。


『あー、され、てる』


「樹から聞いた。目黒と樹、どっちが好きなの」



『ちょっ、唐突すぎだよ』


「だから言ったじゃん。唐突すぎて悪いけどって」


相変わらずの松村くんは変わっていなくてになんとなく安堵する。


「.....どうせ、Aの中では決まってるんでしょ」


『え』



そしてそして、相変わらず松村北斗という人物はどうやらエスパーのようで。


「度肝抜かれたって顔してる。ふっ、Aわかりやすいんだもん。....後悔しないようにしなよ。」


『.....ありがとう』


「みんなAのこと大好きだからさ、幸せになってほしいんだよ。」



それは色んな意味を含んだ言葉であることを知る。



『ありがとう、松村くん。ドラマよろしくね』



「うん」


松村くんの低くて心地よいは落ち着くな、なんてふと思った。



.



今日は顔合わせなこともあり、スローテンポでの仕事で、挨拶や脚本の読み合わせなどで落ち着いて仕事をできた。



それでも肌寒いこの季節は辺りはもうすでに暗くなっている。




達成感を覚えながら、マンションに帰っていつものように家に入ろうとすると、隣になんだか気配を感じだ。





反射的に目を向けると、そこには綺麗な女の人が立っていた。


そこって、蓮くんの家じゃ


彼女は私の目線に気づくと、



「...あ、こんにちは」


と愛嬌のある可愛らしい笑顔をニコッと向けて、慣れた手つきでドアの鍵を開ける。



そして、私に会釈をして、さらっと部屋に入って行った。



今の女の人は誰........?

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うな! - 更新楽しみにしています! (7月30日 19時) (レス) @page8 id: 4785f44992 (このIDを非表示/違反報告)
mai(プロフ) - TWICEのFeel Specialと少しリンクしていてグッときました…!! (5月28日 21時) (レス) id: 9da369c8fc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:杏 緒 菜 | 作成日時:2023年5月11日 0時

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