【HQ】俺の女神ちゃん！【宮侑】 (ページ10)

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侑side (これで侑君視点終わります…)

女子が先に走り始めて
インターバルあけて2年男子もスタート。

何せ相手は陸上部(長距離)
ほぼダッシュせな追いつけん！！
ちなみに俺走り始める直前にもう2周目行ってた。

めっちゃはや…。

他の奴ら置いてとりあえず追いかける。
もう一周遅れは取り戻されへんし。

走り出して少しすると
女バスの主将さん発見。

「「あらぁ、早いなあミヤアツ。」」

「追いかけるのに必死なだけです！！」

「「はは、かっこええな～。…乙女の件はまた今度な」」

「めっちゃ聞きたいんで、早めにお願いします～」

「「なんや、めっちゃ好きやん！もーはよ行き！笑」」

乙女の件言わんでもわかってくれる…
仲良くなれそうやな。

送り出してくれたので
遠慮なく先へ急ぐと
ようやっと見えた揺れるぽにーてーる

「追いついた！」

隣に並ぶと
涼しげな顔で
早いなって。
頑張って走ったからって答えたら
声出しながら走ったらしんどいでって。
ちょっと笑いながら言うねん。えっ可愛い。
教室で見た笑顔の比じゃない。

隣にはいたい俺がなんとか見つけ出した答え。

「声出さんから隣走っててもいいですか？」

ちゃんと敬語で聞いたら

A「…ふ、なんで今更敬語なん？…ええよ。」

日の光でキラキラする汗
長いまつ毛。

好きやからか
走ってる時は少し物静かで
そう言って笑うAちゃんは
風のような、太陽のような
やっぱり俺の女神で

綺麗やった。