【HQ】俺の女神ちゃん！【宮侑】 (ページ8)

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侑side

とりあえず探す前にタオルを届けるべく
3年7組まで急ぐ。
途中で他の先輩(女)には声かけられたけど
今はそれどころちゃうねん…！！

軽くかわしてクラスまで着くと
いつもの声量で北さんを呼ぶ。

「北さーーん！！」

呼ぶと振り向き一言名前を呼ぶだけ。
タオル忘れてませんかって聞いてる途中で
隣に座る女子に目がいく
その髪の毛の長さ
パッチリしたつり目

なんと！！！

俺の女神ちゃん発見！！！

「女神ちゃん！！！」

大声で読んだからクラスの人たちは
俺と女神ちゃんへと視線を集中させる。
さっと鞄で顔を隠したけど
俺は見逃さんかったで。
ちょっと顔赤かった。かわええ。
その顔見たいと思って
目の前まで行って鞄退けたけど
やっぱりかわええ…。

いやそんなことより！！！
　

「北さんと同じクラスやったんですか？！！
てか北さんなんで言ってくれんかったんですか！？」

1番聞きたかったことを聞くと
北さんは自分で見つけた方が嬉しいやろ？って。

自然な声で話してる女神ちゃんもかわええ…。

今日出会ったとこやけど
可愛い所を言い出したらキリがない。
気持ち悪い？
なんとでも言え。

北「名前聞くなら今ちゃうか？」

北さんの一言で思い出した。
俺、女神ちゃんの名前聞きにきたんやん！！！(後顔見にきた)

「ほんまや！俺、宮侑いいます！
女神ちゃんは？」

聞きながら机の前に屈んで
少し下から見上げる。
あ、まつ毛長いなあ。

A「菊池Aです。…侑君でええんかな？」

聞いた？？
なあ聞いた？？
侑君やて！！！！！！！

「うん！間違った、はい！」

そう言えば先輩やったということを忘れてて
慌てて訂正。
北さんにもう戻れ言われたけど後3分だけって言うたら
許してくれたので
後3分だけAちゃんと少しお喋り。

喋ってる間も
髪の毛下ろしてるんええな～とか
陸上部なんか～もっと走ってるとこ見たいな～とか

考え出したら女神ちゃんのことで頭がいっぱい。