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数日後
捻挫の治療もやっと一段落つき
松葉杖ともさよならして
サポーターのみの生活。
今日はお昼までの授業。
HRも終わって
自分の席でスマホをいじっていると
声をかけられる。
侑「Aちゃん。」
目線は上ではなく
既に屈んでいたので下へ。
A「どうしたん？」
首を傾げると
少し照れながら
言いにくそうに
侑「体育館の点検で部活ないから
一緒にデートせーへん？」
と侑君からまさかのデートのお誘い。
A「あー、うん、ええよ？」
侑「ほんまに！ありがとう！」
家の前であったことが嘘のような
最初のテンション。
気を使ってくれているのか。
北から宣戦布告されたって言っていたけど
あの日以来北から何かされるわけでもない。
侑「ほんなら善は急げやで！いこ！」
意気揚々と私の鞄を持ち
先を急ぐ。
A「まって、まだ走られへんからゆっくりな〜」
急遽
私は年下の男の子とデートへ。
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作者名：ao | 作成日時：2020年5月18日 14時
