【Ы】歪であるからこそ【ШГШГD】 (ページ2)

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「あっ……ｱ……ぐｯ……」

「可愛いよ、ショッピ君」

エルトに薄水色の液体を体内に入れられた瞬間、ぐるり、と視界が回る。嗚呼、不味い。頭が回らない。ぽわぽわと浮上したまま戻ることが出来ない。

「……ショッピ君、お前は同じ幹部のコネシマとかいう男が好きなんだっけ？」

「ｯ……！！な、それ｣

「俺は君のことは沢山知ってるからね」

こねしま。俺の好きな人。なんで、こいつが知ってるんだ。

「……アイツは、君のこと嫌ってるよ？」

「ぇ、ｯ、なん、で……ｯ！」

「邪魔だ、っていらない部品だって言ってたよ？」

信じられない。信じたくない。いやだ、いやだ。あの人が俺を嫌っているだなんて。

「ゃ、だ……やだ、ごめんなさい...ごめんなさｯ、せんぱ、きらわないで、おねがい、おねがい」

「……可哀想に、俺なら愛してあげるのに」

エルトが何か言った言葉も俺には聞こえない。コネシマさんが俺を嫌ってる。それしか分からない。只管に謝罪を呟く。役に立つようになるから、お願い、嫌わないで。

「ショッピ君、俺の物になって……？」

分からない。あの人に嫌われた、俺に生きる意味は無いのだ。ボロボロと落ちる涙は段々と俺を冷静にさせていった。いっそ、いっそのこと、