Honey , me !! - Kento.N - 3 (ページ34)

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今日は今年最後の会社へ出勤する日｡

社食は､昨日で､年内の営業を終了してるから

健人くん達は一足先に冬休みに突入･･････｡

相変わらず､健人くんの行動に

ドキドキさせられっぱなしのあたし｡

明日から､実家に帰る予定だし､

健人くんと次会えるのは一体いつだろう････？

初詣････一緒に行きたいなぁ･･････｡

誘ってみる？いや､でも･･･恥ずかしい//////

そんなことを考えながら社内を歩っていると

「年内最終日なのに､

まだ働いてるんですね･･･長谷川さん｡」

後ろから誰かに声をかけられた｡

振り返ってみると､そこにいたのは

･･････山崎遥香｡

遥香「私なんて､15時にはもう手が空いちゃって････

企画部と違って総務部の仕事なんて

まぁ･･･そんな感じですよね････｡笑」

悔しいけど､相変わらず綺麗で"華のある子"････

なんて､考えていると･･･････

遥香「長谷川さん､健人くんと"した"でしょっ？ﾆﾔﾘ」

突然の山崎からの問いかけに

A「･･･････っ!!!」

驚きを隠せないあたし｡

遥香「もうとっくにしてるかと思ったら､

割りと最近って感じでしょっ？笑」

そんなあたしをよそに､問いかけを続ける山崎｡

A「････なんて､勘のいい子｡」

遥香「別に元から勘がいいわけじゃないです｡

恋愛を重ねていく鋭くなるんです｡

削られて､磨かれて､また､削られたりして････」

A「行動力があるって自慢したいの？」

遥香「そうですよっ!!私は長谷川さんと違って

攻めるタイプなんで♪

健人くんとラブラブだからって油断しないで下さいね!!

じゃ､メイク直して帰りますっ♪」

そう言って､山崎は去って行った｡

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････あたしも恋愛を重ねたら

決まりや流れがわかって､もっと楽に恋愛出来るのかな？

山崎の後ろ姿を眺めながら､そんなことを思った････｡

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遥香「恋も仕事も雲泥の差･･･････｡

だから､私は､攻めなきゃダメなの･･････｡

攻めなきゃ生きていけないの････｡

いつか絶対に長谷川さんのポジションを奪ってみせる｡

恋も････仕事もね･･････｡」