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この状況に頭が真っ白になる
・・・って、バカっ!!しっかりしろっ!!あたしっ!!
A「えっと・・・ごめんね、風磨くん。
迷惑かけちゃったね・・・・あたし」
風磨「俺の方こそ・・・ごめん。
Aちゃんのこと、しっかり支えられなくて
その・・・・、こんなことになっちゃって・・・」
お互い、苦笑いしながら謝りあうあたし達2人
すると・・・・
バンッ
健人くんが思いっきり、扉を殴った
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健人「Aさんっ!!何、笑ってるのさっ!!
風磨も謝んないでよっ!!今の取り消してよっ!!」
突然、怒鳴りだした・・・
いつも、それほど感情の起伏が激しくなく
穏やかな健人くん
こんなに、感情的に怒る健人くんを見るのは
初めてかもしれない・・・・
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A「・・・・取り消せないよ。」
健人「俺、こんなの認めないよっ!!
Aさん、無防備過ぎるよっ!!」
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無防備・・・・?
健人くんこの言葉が、あたしの心に火をつけた・・・
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A「あたし、無防備なんかじゃないよっ!!
ってか、今のだって、たまたまぶつかっただけで
事故じゃないっ!!
あたしも風磨くんも、しようと思って
した訳じゃないもんっ!!
なんで、健人くんがそんなにキレるのっ!!」
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なんで・・・・?
あたしの今までの気持ちって
健人くんに、全然伝わってないのかな・・・?
あたしの好きなのは健人くんで
もう、あたしの心は・・・健人くんでいっぱいなんだよ?
健人くん以外の人とこんなこと・・・したくないし
こんな言い合いなんて、したくないよ・・・・
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健人「・・・・ちょっと来て」
A「えっ!!?」
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突然、あたしの腕を掴んで
健人くんはそのまま走り出した・・・
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作者名:心愛 | 作成日時:2014年10月21日 9時